避難勧告

対馬海峡に停滞する活発な梅雨前線の影響で、佐賀県内は１０日も嬉野市で１時間雨量６４・５ミリを観測するなど激しい雨が降った。佐賀地方気象台は、１２日にかけて引き続き大気の状態が不安定になるとして、警戒を呼び掛けている。

佐賀県内は１０日、対馬海峡付近で停滞する梅雨前線に向かって温かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になっている。

大雨による土砂災害、洪水の危険性が高いとして、唐津市は７日午前１０時半、全域の５万１０８２世帯１２万３０３人に避難勧告を出した

台風５号に南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で２１日、九州北部を中心に大雨となった。佐賀県内は鳥栖市で早朝に１時間８１・５ミリの猛烈な雨を観測。