解説
<解説>にじむ人口減への危機意識 2025年度佐賀県当初予算案
佐賀県の2025年度当初予算案は、国スポ・全障スポという50年に1度の大型事業を迎えた昨年度と比べ、「落ち着いた形」(山口祥義知事)になった。その予算発表会見で何度も出てきた言葉が「人材」。
コスメの研究などを解説 佐賀大学の徳留教授が講演 オープンキャンパス特別講座
コスメティック業界をけん引する研究を行っている徳留嘉寛佐賀大教授が8日、佐賀市の同大で講演した。
<記者解説>基山町、基山(きざん)大規模整備に3億円 城跡や草スキー場を観光活用 発掘調査進まず、認知度に課題
鳥栖支社・井手一希
日本最古の朝鮮式山城として知られる基山町の国指定特別史跡「基肄(きい)城跡」が残る基山(きざん)一帯で、大規模な整備事業が進められている。
<解説>国は傷付いた地域に寄り添え オスプレイ佐賀配備着手へ
漁業者ら地権者が駐屯地予定地の売却に応じる意思を示したことで、佐賀空港へのオスプレイ配備計画は大きな転機を迎えた。防衛省の要請から9年。長く国策に翻弄ほんろうされてきた漁業者の間には少なからず分断が生じている。
<解説>地域の声聞く責任、国にある 諫早湾干拓、法廷闘争事実上決着
最高裁で「非開門」の判断が確定し、長年にわたった法廷闘争は事実上決着した。開門命令にあらがい続けた国の異議が認められ、漁業者が2010年に獲得した確定判決の効力は、無力化されてしまった。
<太良町長選>解説 町一丸で人口減対策を
藤津郡太良町長選は、現職の永淵孝幸氏(74)=1期、大川内=以外の立候補がなく、無投票で再選が決まった。新人3人の争いとなった前回選挙(2019年)から一転、人口減少など町が直面する課題に関する論戦の機会はなかった。
<解説>佐賀県のまん延防止措置要請 危機感共有へ方針転換
佐賀県が政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請した主な理由は、県内はもとより全国的な新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、まったく先が見通せないからだ。
<お坊さん・ふるじゅんの「生と性と死」>「休む選択肢」を奪わない
子ども新聞コラム保護者向け解説
子どもたちは学校を大切な場に思っています。学校嫌いというのは勉強や人間関係、毎日通うのが大変とか個別の困りごとに対するものです。
<お坊さん・ふるじゅんの「生と性と死」>脱均質化、集団生活の学び
子ども新聞コラム保護者向け解説
「みんな仲良く」と簡単に言いますが、大人はこれを難しいこととわかった上で子どもたちに示します。それでいて、仲良くとはどういうことかという定義は伝えません。
<記者解説>事業承継窓口一本化、佐賀県内6500社が後継者不在 官民連携の支援の輪広げて
経済担当・大橋諒
経営者の高齢化と後継者不在に伴う企業の休廃業・解散増加が佐賀県内でも喫緊の課題となる中、幅広い事業承継を支援する「県事業承継・引継ぎ支援センター」が4月1日から稼働している。
<お坊さん・ふるじゅんの「生と性と死」>悩みの打ち明け本人に任せて
子ども新聞コラム保護者向け解説
悩み事は一人で抱えずに相談しましょうとはよく言われ、実際に相談によって解決や軽減につながる例はたくさんあります。しかし、相談するということ自体が困難です。
キャッシュレス普及へ講座 佐賀県内5会場 専門家が利点や注意点
2月25日まで5カ所で開催
現金のやり取りが不要なキャッシュレス決済の利用法を解説する講座が20日、小城市を皮切りに始まった。サービスの種類や利点、注意点について、専門家が具体例を示しながら説明した。
<記者解説>コムボックス開業1カ月 課題は観光客取り込み
佐賀市駅前中央の西友佐賀店跡地に出店した商業施設「コムボックス佐賀駅前」が20日、開業から1カ月を迎える。県産品を中心にそろえたスーパー、カフェの来店者は既に8万人を超え、堅調な滑り出しとなった。
天気にまつわる話を分かりやすく解説 2月1日、ガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピアで
テレビの情報番組などに出演する天気予報士森朗さんの講演会が2月1日14時から、佐賀市のガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピアで開かれる。入場無料。
歌人・笹井さんの感性や思い紹介 塘健さん、16首解説
夭逝(ようせい)の歌人・笹井宏之さん(本名筒井宏之、享年26)の作品に触れる教室が14日、笹井さんの地元、有田町で開かれた。佐賀新聞読者文芸の選者、塘健さんが、筒井さんの優れた感性や短歌に込められた思いを紹介した。
<深層 佐賀豪雨>ポンプ能力超えた雨 甚大な浸水被害
停止前に冠水 流域全体の対策急務
停滞した線状降水帯がもたらした激しい雨が収まり始めた8月28日午前6時すぎ、国土交通省武雄河川事務所は武雄市朝日町の高橋排水機場のポンプ3機を停止した。
<深層・佐賀豪雨>未曽有の雨 小川あふれ一気に海 災害対応拠点も浸水
「水が入ってきたと思ったらいきなり車が浮いてハンドルが効かなくなった。車がお尻から回る感じで流され『死ぬんだ』と思った」。8月28日未明、激しい雨が続いていた武雄市武雄町で車3台が流され、2人が死亡した。
<佐賀豪雨>発生から1週間 被害の全容いまだ見えず
佐賀県内を襲った豪雨で、8月28日に大雨特別警報が発表されてから4日で1週間。県内では3人が犠牲になり、1人が意識不明の重体になっている。
<佐賀豪雨>水はけなくなる「内水氾濫」低平地リスクも影響
雨のピーク、早朝の満潮時と重なる
28日未明から佐賀県内を襲った記録的な大雨は、干満差が大きい有明海に面した平野部で深刻な浸水被害を引き起こした。勾配が緩くて「低平地」と呼ばれる佐賀平野や白石平野は、地形的に大雨になった場合の水害のリスクが高い。
<佐賀豪雨>大雨降らす線状降水帯 満潮重なり被害拡大か
九州北部は前線の影響で積乱雲が同じ場所で連続発生して大雨を降らせる線状降水帯が形成された。局地的に1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、河川の氾濫、浸水害につながった。
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