自民党総裁選
「原発ゼロ」推進を選択せず
立民4候補、夫婦別姓に賛成
立憲民主党代表選の4候補を対象に共同通信が実施した政策アンケートで、党綱領に掲げる「原発ゼロ」推進を選択した候補はなかった。衆院選で連携を模索する国民民主党を意識し、慎重に回答したもようだ。
上川外相、来週訪米へ
総裁選候補、異例の日程
自民党総裁選に立候補している上川陽子外相が、米ニューヨークでの国連総会に合わせ、来週訪米する意向であることが分かった。複数の関係者が17日、明らかにした。総裁選候補者が選挙期間中に外国を訪問するのは異例。
小泉、高市、石破氏が先行
自民総裁選、決選投票の公算
自民党総裁選(27日投開票)に向け、共同通信社が国会議員票や党員・党友票(地方票)の動向を探ったところ、9候補のうち小泉進次郎元環境相(43)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、石破茂元幹事長(67)の3人が先行…
9候補、大規模災害対応で討論
女性の政治参画推進も
自民党総裁選の9候補は16日、金沢市で党青年・女性両局が主催した討論会に臨み、能登半島地震など大規模災害への対応を巡り議論した。女性の政治参画の推進や、地方の声を重視する総裁選の在り方なども議題となった。
規正法改正、「不十分」が4割
総裁選、自民地方幹事長調査
27日投開票の自民党総裁選に向け、共同通信が15日までに全都道府県連幹事長を対象に実施したアンケートで、派閥裏金事件を受けて6月に成立した改正政治資金規正法を、約4割に当たる19人が「十分ではない」と回答した。
石破氏、解散は国会論戦後
小泉氏「早期に」主張
自民党総裁選に立候補した9人は15日のNHK番組で、衆院解散の時期について議論した。石破茂元幹事長は「今すぐ解散するとはならない」と述べ、野党との国会論戦を経て、衆院選での判断材料を提供する必要があるとの見解を表明。
自民9候補、経済対策巡り議論
給付拡充と賃上げ訴え
自民党総裁選に出馬した9候補は15日のNHK番組で、物価高対策を含む経済政策を巡り議論を戦わせた。小泉進次郎元環境相(43)は低所得者らへの給付拡充を主張。石破茂元幹事長(67)は賃上げの重要性を訴えた。
自民9候補、心情や信念を揮毫
「決着」「仁」「〇」
14日の自民党総裁選討論会で、9候補が選挙戦に臨む自身の心情や信念を揮毫した。小泉進次郎元環境相は立候補表明以降何度も強調している「決着」を書いた。林芳正官房長官は出馬表明の記者会見で掲げた「仁」をつづった。
高市氏、政治手法の懸念に反論
「たくさんの方の知恵集める」
高市早苗経済安全保障担当相は14日の日本記者クラブ主催の討論会で、総務相在任中の電波停止発言を踏まえ、首相に就任した場合の政治手法への懸念を指摘されたことに反論した。
河野氏「名古屋市長交代を」
マイナ活用に慎重で当てこすり
河野太郎デジタル相は14日、名古屋市内で開かれた自民党総裁選演説会で、河村たかし市長の交代に言及した。
河野氏「安倍首相に相談」
地上イージス断念巡り釈明
自民党の河野太郎デジタル相は14日の党総裁選討論会で、防衛相在任中の2020年6月に地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の計画断念を突如表明した経緯を釈明した。
小泉氏、北朝鮮と対話意欲
「父親同士会っている」
小泉進次郎元環境相は14日の日本記者クラブ主催の討論会で、首相に就任した場合、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と対話したいとの意向を重ねて示した。
自民党総裁選・日本記者クラブ討論会
自民党総裁選に立候補した9人の討論会冒頭発言要旨は次の通り。 ▽経済成長追求する 高市早苗氏 国の究極の使命は国民の生命と財産、領土・領海・領空、資源、国家の主権と名誉を守り抜くことだ。
夫婦別姓、賛否分かれる
小泉氏は意欲、慎重見解も
日本記者クラブ主催の自民党総裁選候補者による討論会では、選択的夫婦別姓制度の是非も焦点になった。小泉進次郎元環境相は法案の国会提出に改めて意欲を表明。
総裁候補、解雇規制や外交で応酬
討論で小泉、石破氏に質問集中
自民党総裁選に立候補した9人は14日、日本記者クラブ主催の討論会に臨み、規制改革や外交方針を巡り、応酬を繰り広げた。
高市氏、追加利上げ反対
「消費マインド下がる」
高市早苗経済安全保障担当相は13日、自身のユーチューブ番組で、経済に力強さが足りないとして、日銀の追加利上げに反対する姿勢を示した。「政府と日銀がしっかり目標を立てて、金利をまだ上げてはいけない。
国民民主、近づく衆院選に焦り
自民・立民の党首選に埋没
国民民主党が、自民党総裁選と立憲民主党代表選のはざまで埋没を懸念している。玉木雄一郎代表は自民に一時接近したものの派閥裏金事件を機に立民との連携に回帰した。
解雇規制の緩和、総裁選の争点に
専門家「拙速は危険」と指摘
9人が立候補した自民党総裁選で、大きな争点として「解雇規制の緩和」が浮上した。小泉進次郎元環境相が打ち出した一方、慎重姿勢を示す候補者もおり、所管する厚生労働省幹部も議論の行く末に注目する。
波紋呼ぶ「確定申告義務付け」
河野氏主張、作業負担増の指摘も
自民党総裁選に立候補した河野太郎デジタル相が、年末調整を廃止し、全ての納税者に確定申告を義務付けることを公約に掲げ、波紋を呼んでいる。政府が納税者の所得を随時把握して、素早い経済的支援などにつなげる構えだ。
選択的夫婦別姓、総裁選論戦の的
旧姓併記に「限界」と識者
自民党総裁選では選択的夫婦別姓の導入可否が論戦の的の一つになっている。慎重派の候補者は、公的書類で結婚前の旧姓の併記を認める動きが広がっており、現行制度の課題は解消できると強調。
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