能登半島地震
「のと鉄道」被災トンネルに光
沿線魅力をイルミネーションで
石川の「のと鉄道」は5日、能登半島地震で被災後に復旧した乙ケ崎トンネル(穴水町)で、地元の観光スポットなどをデザインしたイルミネーションの点灯を始めた。全線での運行再開から6日で1年。
能登地震死者は571人に
新潟県上越市が新たに認定
新潟県上越市は4日、能登半島地震後に死亡した同市の80代女性を災害関連死に認定したと発表した。地震の死者は石川、富山、新潟3県で直接死を含め計571人となった。
高校運動場、市民に開放を
生徒が整備計画、輪島
石川県輪島市の県立輪島高の生徒たちが、能登半島地震からの復興に向けたまちづくりプロジェクトをスタートさせた。
能登避難者今も46人
豪雨被災、地震では解消
石川県は1日、昨年1月の能登半島地震による公民館などへの1次避難が解消したと明らかにした。輪島市と羽咋市で避難者が同日までにゼロとなった。ただ、昨年9月の豪雨で被災した輪島市の住民46人が避難所に身を寄せている。
新職員「より良い輪島市つくる」
能登地震被災地で辞令交付式
昨年元日の能登半島地震の被災地は1日、2回目の新年度を迎えた。
国土強靱化、5年で20兆円強
地震や豪雨に備え、政府素案
政府は1日、災害に強い国づくりを目指す国土強靱化の次期計画素案を公表した。2026~30年度が対象で、事業規模は20兆円強。
AIバス、町内全域で運行
能登半島地震で被災の石川・志賀
能登半島地震で被害を受けた石川県志賀町は1日、人工知能(AI)を用いたコミュニティーバスの出発式を開いた。町内全域を対象とし、住民からの要望に応じて最適なルートを解析して運行する。
能登半島地震の死者が570人
関連死13人新たに認定、石川
石川県は31日、能登半島地震の影響で心身に負荷がかかり亡くなった「災害関連死」が新たに13人認定されたと発表した。地震の死者は新潟、富山と合わせ3県で570人となった。地震発生から4月1日で1年3カ月。
ぼんぼり60個「さくら駅」に
能登の桜の名所、住民が復興願い
桜の名所として知られる石川県の第三セクター「のと鉄道」能登鹿島駅(穴水町)で30日、近隣住民がぼんぼりを設置した。「能登さくら駅」の愛称が付けられ、毎年多くの花見客が訪れる人気スポット。
郷ひろみさん、義援金1千万円
石川県を訪問、地震と豪雨で被災
歌手の郷ひろみさんは30日、能登半島地震と記録的豪雨で被災した石川県に対し、義援金1千万円を贈った。石川県七尾市を訪れて、馳浩知事に目録を手渡し「地震と大雨という未曽有の出来事で、役に立ちたいと思った」と話した。
トキのゆるキャラで放鳥PR
能登半島地震の復興シンボルに
国の特別天然記念物トキの本州初放鳥に向けた機運を高めようと、石川県能登半島の住民団体、能登トキファンクラブが29日、同県穴水町でシンポジウムを開催し、ゆるキャラ「トキ次郎」をお披露目した。
石川、災害公営完成29年度めど
3千戸建設見通し、用地不足課題
石川県の馳浩知事は28日の記者会見で、能登半島地震の被災者向けに3千戸程度建設する見通しの災害公営住宅を、2029年度をめどに完成させる目標を示した。
能登仮設住宅、石川県が整備完了
地震と豪雨、計7168戸
石川県は28日、昨年9月の能登半島の豪雨で被災した住民向けの仮設住宅286戸が全て完成したと明らかにした。
被災で壊れた灯台にLEDの光
海保が復旧、長寿命化
海上保安庁は26日、能登半島地震の被害により点灯できなくなった石川県珠洲市の禄剛埼灯台が復旧したと発表した。
能登河川の洪水想定見直し
豪雨受け、流域全体で対策
石川県は26日、昨年9月に発生した能登半島の豪雨災害からの復旧と、防災対策を決定した。昨年元日の地震で隆起するなど、流域の地形に大きな変化が起きた河川の洪水浸水想定区域図を見直す。
改正「半島振興法」が成立
防災、活性化推進、孤立対策も
地理的条件や産業面で不利な半島地域を対象に、防災や活性化の取り組みを推進する改正半島振興法が26日、参院本会議で与党などの賛成多数により可決、成立した。3月末までだった法律の期限を10年間延長。
復興願う能登ヒバのピアノ演奏会
明るい音色、河合楽器寄贈
石川県の県木で「アテ」と呼ばれる「能登ヒバ」の木材を使ったグランドピアノの演奏会が25日、県庁で開かれた。ピアノは、昨年の能登半島地震や記録的豪雨からの復興を願い、河合楽器製作所(浜松市)がつくり、県に寄贈した。
修学旅行で能登地震学んで
誘致へプログラム集
石川県は24日、能登半島地震の被災地に修学旅行を誘致しようと、自然の驚異や防災、復興への取り組みを学ぶことができるプログラム集を公表した。
能登空港、本格復旧始まる
国交省、25年度末完了目指す
国土交通省北陸地方整備局は24日、昨年の能登半島地震で被災した石川県輪島市の能登空港で、滑走路の本格的な復旧工事を始めた。航空機の運航を確保しながら工事を進め、2025年度末までの完了を目指す。
日本航空石川、前向きに白球追う
甲子園に2年連続出場
昨年1月の能登半島地震で被害を受けた日本航空石川高が23日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開催中の第97回選抜高校野球大会に2年連続で出場した。
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