県展
武雄陶芸協会の会長に就任した野中拓さん(70) さらなる高み 仲間と共に
こんにちは
武雄・嬉野の陶芸家でつくる武雄陶芸協会の2代目の会長に就いた。
<めざせ栄冠>県展デザイン部門で入選 片岡奈美さん(神村学園武雄校舎3年)
神村学園武雄校舎3年の片岡奈美さん(18)は、昨年の県展デザイン部門で入選しました。受賞作の「飽和」は、いろんなことを考え過ぎて心も体もいっぱいになった自分の姿をペン画で表現しました。
溶接のかっこよさ、全力で 「県展」写真・知事賞 渡邊一祥さん(34)=小城市 
暗闇に浮かび上がる、青白い光と煙。県展初出品で知事賞受賞の快挙に、「自分ならではの一枚。今の全力を評価してもらえてよかった」と笑みをこぼした。 初任給で念願の一眼レフカメラを手に入れた。
ありのままに、希望込め 「県展」デザイン・知事賞 渡辺誉之さん(29)=唐津市 
2009年の初入選以降、多数の入選・入賞を重ねてきた。15年越しの快挙に「これまでの頑張りが認められてうれしい」とはにかむ。 中学2年の頃に出会った教師に誘われ、美術の世界に飛び込んだ。
樹木の生命力を自分なりに 「県展」日本画・知事賞 江越晶子さん(37)=佐賀市 
佐賀大で日本画を学び、美術教員へ。前回大作を手がけたのは、10年以上前になる。形になった安堵(あんど)感が強く、「入選して展示してもらえたらいいな」。戸惑いとうれしさが入り交じる中、知事賞を受け止めた。
作品作りは生きがいの一つ 「県展」彫刻・知事賞 草場龍介さん(66)=有田町 
白色の紙を生かした美しい曲線が際立つ球体。3度目の県知事賞受賞で、「久しぶりの受賞で頭が真っ白になったが、冷静になりうれしさがこみ上げた」。 受賞作「線球」は、厚さ0・5ミリの紙を貼り合わせて自由自在に曲げた。
コスモスの風景 遊び心加えて 洋画・知事賞 松尾千恵子さん(61)=佐賀市 
<第74回県展特集>
初めての知事賞。「思ってもみなかった賞をいただいて、身に余る光栄」。 定年を機に趣味の絵を再開し、昨年とおととしは、デザイン部門で応募したものの落選。
穏やかに楽しむ書 書・知事賞 百武直子さん(76)=江北町 
<第74回県展特集>
受賞の知らせを受け「びっくりして鳥肌が立った」と破顔する。秋の涼風を感じる西行の歌2首を流麗なかなで表し、初めての知事賞に輝いた。
天目で〝理想の曲線〟追求 大賞・工芸知事賞 野中拓さん(69)=武雄市 
<第74回県展特集>
佐賀県展での最高賞は1983年以来2度目。約40年を経て再び手にした快挙に「受賞は励み」と喜びを語る。 前回は白磁、今回は天目で賞を受けた。
「県展」開幕 感性豊かな373点 佐賀県立美術館・博物館、11月24日まで 中高生の入賞・入選、過去最多
佐賀県内最大の美術公募展「第74回佐賀県美術展覧会(県展)」が16日、佐賀市の県立美術館・博物館で始まった。大賞に輝いた野中拓さん(69)=武雄市=の工芸「天目鉢(雷)」など、感性豊かな入賞・入選作品373点が並ぶ。
工芸部門・野中拓さん(武雄市)県展大賞 佐賀県立美術館・博物館、11月16日開幕
第74回佐賀県美術展覧会(県展)の入賞・入選作品373点が15日発表され、工芸部門の野中拓さん(69)=武雄市=の作品「天目鉢(雷)」が最高の大賞に輝いた。
「生きてる間は描くよ」県展で最高齢入選を果たした渡邉潔さん(96)=佐賀市
近ごろ通信
佐賀市の県立博物館・美術館で26日まで開催されている第73回県美術展覧会の洋画部門で、最高齢での入選を果たした。80歳から始めた絵画に「生きてる間は描くよ」と意欲を示す。
県展開幕 入賞者、それぞれ想い 佐賀県立美術館・博物館 11月26日まで
県内最大の美術公募展「第73回佐賀県美術展覧会(県展)」で、最高賞の大賞に写真部門の久保敏昭さん(伊万里市)の「チームワーク」が輝いた。大賞を決めるようになった2011年以来、初めて写真部門から選ばれた。
人がやらない大胆な描き方 デザイン知事賞 千綿詔子さん(66)=佐賀市 
<第73回県展特集>
初挑戦で、怖いものはなかった。「それを受け入れてもらえてうれしい」 40年以上、ネーム刺しゅうの仕事をした。顧客のイメージを形にして、ユニホームのマークや背番号などを手がけてきた。
書道はオアシス 書 知事賞 荒木都規子さん(69)=太良町 
<第73回県展特集>
受賞作は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場した非業の将軍源実朝が詠んだ和歌を題材に選んだ。かな文字の柔らかな線を大事にしながらも、単調にならないよう、構図や墨の濃淡でめりはりをつけた。
釉象嵌で表情に奥行き 工芸知事賞 中尾純さん(46)=有田町 
<第73回県展特集>
2年続けての知事賞。「昨年は大賞も頂いて今年は『ないかな』と思っていたので驚いている。ただ、作品を評価してもらえたことは素直にうれしい」と笑みを見せる。
<第73回県展特集>洋画知事賞 松本実桜さん(32)=唐津市 唐津の環境、発想の源に
水中に浮かんだ女性が抱いた黒い鳥は静かに眠っている。出会いがあればいつかは別れが訪れる、人は生まれながらにして不幸を抱いているのでは-。両面を抱く人生のはかなさを神秘的に表現する。
<第73回県展特集>彫刻知事賞 森正彦さん(48)=佐賀市 あらゆる角度から楽しませる
3度目の挑戦で初の知事賞。「絶対取ってやろうと思っていた」と、念願かなった満面の笑顔を見せる。 存在感を追求し、自転車やトラックの部品を駆使して、敵が接近し振り返ったトリケラトプスをつくった。
<第73回県展特集>日本画知事賞 高尾爽菜さん(17)=佐賀市 自身の迷い、かぐや姫に重ねた
今年の美協展一席に続き、初めての県知事賞。「受験や作品作りに追われる日々の中で、迷いながら完成させた作品だったので、受賞したと聞いてびっくりした」と振り返る。 受賞作「憂ふ」は、竹取物語の「かぐや姫」を題材に選んだ。
<第73回県展特集>大賞・写真知事賞 久保敏昭さん(77)=伊万里市 今しかない瞬間を撮る
散歩やお出かけの際はカメラを持って。趣味を同じくする妻娃子さんとともに、いつもシャッターチャンスを探っている。 受賞作は、健康維持の日課にしている散歩の帰り道に出会った送電塔の作業風景。
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