歴史
『天野為之 日本で最初の経済学者』出版 早稲田大学・池尾愛子教授が評伝
ミネルヴァ書房、3080円
日本人初の経済学理論書を著した天野為之(1859~1938年)の評伝を、早稲田大商学学術院の池尾愛子教授が出版した。
佐賀商船学校の歴史振り返る 佐賀市の県公文書館で企画展「佐賀の商船学校-海と船の学校1902~1933」
佐賀商船学校をテーマにした企画展「佐賀の商船学校-海と船の学校1902~1933」が、佐賀市の佐賀県公文書館で開かれている。
佐賀の研究活動に助成 鍋島報效会、個人・団体募る
佐賀の歴史や文化、自然・社会などの幅広い分野の研究に取り組んでもらおうと、「公益財団法人鍋島報效会」は2024年度の研究助成への応募を呼びかけている。
鍋島直正 生誕210年記念、詩吟や寸劇 佐賀城本丸歴史館
佐賀藩10代藩主・鍋島直正(1814~71年)の生誕210年を記念した行事が8日、佐賀市の県立佐賀城本丸歴史館で開かれた。
「ふなんこぐい」は中国に語源? 江戸期、福建省出身の僧伝授 魚の調理法「焙魚(コグイ)」説
佐賀県立名護屋城博物館・副館長が調査
「ふなんこぐい」は中国語がルーツ?-。
<湯けむり通信>#67 江戸時代のインバウンド
北川健太(嬉野温泉・旅館大村屋15代目)
新型コロナウイルス感染症の影響で冷え込んでいた観光業界が、息を吹き返している。その中でも、インバウンドがコロナ前の8割ほどまで回復していることは、約3年間非常に苦しい経営を強いられてきたわれわれにとって希望の光だ。
郷土資料の活用 市民がアクセスできる体制を
まもなく閉幕するテーマ展「だれも知らない維新 副島種臣書」(佐賀城本丸歴史館、14日まで)は、新たな切り口で見応えがあった。
佐賀の乱150年その真相は 江藤新平、変わる歴史的評価 「江藤は、反乱者ではなかった」 
<地域とともに>江藤の視点で検証へ 佐賀城本丸歴史館、3月15日から特別展
佐賀の七賢人に数えられる明治新政府の初代司法卿江藤新平と“北海道開拓の父”島義勇が蜂起した「佐賀の乱(佐賀戦争)」から、今年で150年を迎える。
鎮西山城跡(上峰町)から玳玻天目茶碗出土 国内でも4カ所、九州2例目 茶の湯文化知る手がかりに 佐賀県
高い地位の人物の可能性も
三養基郡上峰町教育委員会は27日、発掘調査を行った鎮西山城跡(同町堤)で、玳玻天目茶碗(たいひてんもくちゃわん)が出土したと発表した。
呼子の対馬屋永井家 江戸中期 重厚な造り
<たてものがたり 唐津建築遺産>(47)
唐津市呼子町にある鯨組主中尾家屋敷から北へ本通りを歩いて1分ほど。天満町の海側に対馬屋永井酒店の建物が建っています。外観は庇(ひさし)を支える持ち送りが目を引く重厚な造りです。
<小城の風>「唐津線開通120年」展 中林梧竹も小城駅利用
「あら嬉(うれ)し ふるさと近くなりにけり 雲間にみゆる 小城のあめやま」 明治の書聖中林梧竹が、小城に帰るときに詠んだ歌である。
SAGAアリーナライブ、吉野ケ里遺跡「謎のエリア」… 話題豊富、文化が身近に 佐賀県内文化回顧
2023年は、10年ぶりの発掘再開で全国的な注目を集めた吉野ケ里遺跡をはじめ、スポーツからライブや各種イベントの拠点となるSAGAアリーナのオープン、JR九州佐賀駅内の本屋復活など、文化・芸術の話題が豊富な一年だっ…
吉野ケ里遺跡「謎のエリア」から石棺墓 34年前の「フィーバー」再び
<佐賀県内文化回顧>歴史
昨年度から本格的な発掘調査が再開されていた国指定特別史跡・吉野ケ里遺跡(神埼市郡)で、弥生後期~終末期の石棺墓せっかんぼ(せっかんぼ)が見つかった。
古唐津とその周辺 佐賀県立九州陶磁文化館 学芸員・巖由季子氏
<学芸員ナビ>
佐賀県立九州陶磁文化館では、令和4年度に東京在住のコレクター・山口陽二氏からご寄贈いただいた30件43点の古陶磁を公開する展覧会を開催しています。
大隈邸の台所
明治・大正期に活躍した村井弦斎の小説『食道楽』(1903年)に、最新のガス器具を備えた台所が口絵として掲載された。イギリスから輸入されたガスレンジに、開発されたばかりの国産ガスかまど。
佐賀藩の先進性支えた洋書群 「佐賀藩の洋書を開く」研究会 京都大学・松田清名誉教授が解説 
佐賀大学本庄キャンパス
幕末・佐賀藩の先進性を支えた洋書をテーマにした研究会と記念講演会が、佐賀市の佐賀大学本庄キャンパスで開かれた。
『九州の名城を歩く~佐賀・長崎編』発刊 最新研究踏まえ68カ所紹介
佐賀、長崎両県の名城68カ所を収録した『九州の名城を歩く~佐賀・長崎編』が、吉川弘文館(東京)から出版された。
<県立図書館ピックアップ>初公開「朝鮮蔚山攻城図」
郷土資料課郷土調査担当 阿部 大地氏 佐賀県郷土コレクション企画展「城の一生/古城のゆくえ」
今月8日から、佐賀県郷土コレクション企画展「城の一生/古城のゆくえ」と題した展覧会が、県立図書館と名護屋城博物館の2会場で開催中です。
伝統の松飾り「よい正月を」 重さ50キロ、佐賀城本丸歴史館(佐賀市)に設置
佐賀藩の伝統的な正月飾り「鼓(つづみ)の胴の松飾り」が15日、佐賀市城内の佐賀城本丸歴史館玄関に設置された。同市蓮池町のボランティアでつくる「鼓の胴の松飾り保存会」の会員15人が飾り付け、迎春の準備を整えた。
吉野ケ里フィーバー再び 「謎のエリア」から石棺墓 最古級の青銅器鋳型も
日本史この1年 吉野ケ里遺跡
吉野ケ里遺跡の北墳丘墓西側にある「謎のエリア」の発掘調査では、弥生後期~終末期の石棺墓(せっかんぼ)が見つかった。邪馬台国があったとされる時代の王たちの墓が発見されていない「吉野ケ里最大の謎」の解明へ注目を集めた。
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