有明海点描

<有明海点描>ウナギの「入り掻き」 見かけなくなった潟の光景

9月10日午前中、鹿島市重ノ木の森田利隆さん(70)から「午後2時ごろ水管橋の上流側でウナギ筒ば揚げるけん、どがんですか」と電話があった。

<有明海点描>ウナギの竹筒漁 盆前、石木津川で8本取れる

写真家 中尾勘悟(鹿島市)
8月11日正午前、鹿島市浜新町の中島康夫さん(80)から「いまから塚ば開けるけんが、撮りに来んですか」と電話があった。

<有明海点描>石倉篭 隠れているウナギ捕獲、調査に活用

前回、福岡県柳川市で行われた「石倉篭(かご)調査」を紹介したところ、「こんな漁があるのか」という感想をもらった。

<有明海点描>石倉篭 柳川市で調査、掘割にウナギなど

6月18日の午後から翌19日の午前中にかけて、福岡県柳川市のやながわ有明海水族館(運営・NPO法人SPERA森里海・時代を拓く)とその周辺で、「Earthwatch Japan」との石倉篭(かご)調査とニホンウナギ…

<有明海点描>ウナギ塚を開ける 網を引き揚げ、60センチの中型など

5月の初め、「まえうみ市民の会」の樋口作二さん(71)から「明日午後ウナギ塚を開けるから来ないか」と連絡があった。 自転車で現場に向かうと「ウナギん入っとるぞ」と叫ぶのが聞こえた。

<有明海点描>ヤマノカミの生態 卵がふ化するまで守るオス

むかし、山の神は女性で美人ではなかったらしい。山に女性が入ることを極端に嫌っていたそうで、村人が山の神を祭る時には醜悪な顔つきの魚(オコゼなど)を供えて、ご機嫌をうかがっていたと伝わる。

<有明海点描>ヤマノカミの調査 年々減少、サイズも小さく

大潮の最終日の午前3時ごろ、鹿島川の江湖(ごうこ)をヤマノカミ(スズキ目カジカ科に属する魚の一種)の調査に向かう水産大学校(山口県下関市)の竹下直彦教授を乗せた漁船が、闇の中をゆっくりとサーチライトを照らしながら進…

<有明海点描>塩田川 岸に現れた石積みと杭

一昨年から気になっているのが、塩田川の感潮(かんちょう)域から5・5キロ地点より下流の左岸に現れた石積みとそれを支えるための杭(くい)の列である。

<有明海点描>筑後中部魚市場 ガザミ豊漁、規制が奏功

前回、9月下旬から11月上旬にかけてガザミがたくさん捕れたと書いたが、11月2日早朝、筑後中部魚市場(柳川市)の競りをVR映像で収録した時、たくさんのガザミが柳川、大川や佐賀県からも持ち込まれていた。

<有明海点描>大物ガザミ、籠へ次々

10月中旬の中潮の日の午前中、宣漁丸のペラとシャフトの掃除を撮りに行ったが、着いたのが午前10時すぎで、作業はほとんど終わっていた。午後になると船が戻ってくるというので待つことにする。

<有明海点描>ムツ掛け 名人の技から調理まで収録

4日午前中、浜町北舟津の原田弘道さん(76)にお願いして、七浦音成の干潟でムツ掛けのVR収録をした。 潮が引き始めると岩永カメラマンは、沖合100メートルほどの所へVRカメラを立てるため、押し板に載せて運んだ。

<有明海点描>二百十日の風日祭

写真家 中尾勘悟
8月31日夕方、街から自転車で戻っていると神明宮の社殿に明かりがついた大きな提灯ちょうちんが下がっていたので参拝した。

<有明海点描>ガン漬けガニを捕る

8月23日午後、ウナギ探りをしていないか様子を見に鹿島川へ行った。すると見覚えがある軽トラックが堤防道路に停まっているではないか。

<有明海点描>ヤスミ 桟橋で運よく撮影

6月30日早朝、塩田川河口部の北鹿島側の浮桟橋の脇に、VRカメラを1台、もう1台を50メートル離れたところに立てて、岩永カメラマンとムツゴロウやトビハゼ、シオマネキなど干潟の生きものを収録していた。

<有明海点描>ムツ掛け 潟羽瀬から戻る

去る6月7日、鹿島市浜のムツ掛けのレジェンド・原田弘道さん(76)が、佐賀市東与賀の干潟にムツ掛けに行くと聞いたので早速、諫早市の岩永カメラマンに電話して、ロケハンを兼ねて行くことにした。

<有明海点描>スミノエガキ

前回、スミノエガキを話題にしたら「殻の長さが39センチもある巨大な牡蠣(かき)がいるとは知らなかった」「どうやって食べたか」といった問い合わせがあった。知人は「20センチぐらいまでの牡蠣が扱いやすか。

<有明海点描>スミノエガキ採り 佐賀空港沖の牡蠣礁で

先日、大川市の木原さんにウナギのことで電話をすると4月14日午後、佐賀空港沖の牡蠣(かき)礁で「スミノエガキを採りに行くが来ないか」と言われた。早速、岩永カメラマンに電話してVR収録をすることにする。

<有明海点描>有明海をVR画像で

前々回からの続きで冬の有明海を360度撮影できるVRカメラで収録するプロジェクトの話。1月からカメラマンの岩永さんとともに撮影に入った。 VRカメラは前面に超広角レンズが一つ、背面にも同じレンズが付いている。

<有明海点描>潟羽瀬漁とVR撮影

昨年11月に京都の大学から、360度撮影するカメラを使った「VR映像」で有明海を収録してほしいと依頼された。

<有明海点描>竹崎漁港 ガネ網漁から戻って

昨年12月の初め、テレビ局のディレクターのロケハンに付き合って竹崎漁港を訪ねた。港の写真を撮っていると沖から漁船が3隻戻ってきて、そのうちの裕勢丸がすぐ近くに入ってきた。
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