星旅星めぐり
<星旅星めぐり>宇宙人はいる?ドレイクの方程式
学習館の職員は、ご来館者にいろんな質問を受けます。その中で答えの難しい質問に「宇宙人はいるんですか?」と尋ねられることがあります。
<星旅星めぐり>星座の名前は「カシオペヤ」
秋の夜空高く、カシオペヤ座が見られる季節になりました。Wの形をしたよく目立つ秋を代表する星座のひとつです。ときどきこの星座名を「カシオペア」と記されることを見かけますが、実はこれは厳密には正しくありません。
<星旅星めぐり>軽気球座
佐賀平野はバルーンフェスタの季節で、世界中からたくさんの熱気球がやってきます。昨年までのコロナ禍で制限されていた風物詩も、今年は完全に復活することでしょう。
<星旅星めぐり>星のおにぎり・ドーナツ・たこ焼き
私の勤務する星空学習館のような公開天文台の職員は、お子さんからお年寄りまで日頃から望遠鏡による天体観察を案内しています。担当の職員は、来館者に興味をもってもらい楽しんでいただこうと、あの手この手で話題を振りまきます。
<星旅星めぐり>落陽
「秋の日のつるべ落とし」とは、「秋の日暮れは早い。井戸の桶が落ちるように早く沈む」ことのことわざです。秋分の前後は、日の入り時刻がどんどん早くなる時期です。
<星旅星めぐり>虫の星座
佐賀市星空学習館
今月16~18日、佐賀大で日本昆虫学会の全国大会が開催されます。学習館でもこれに協力して「虫にまつわる星座の話」と題した講演会を予定しています。 全天には88の星座がありますが、この中に2つだけ虫の星座があります。
<星旅星めぐり>土星は農耕の神様
佐賀市星空学習館
地球よりも遠いところを回る惑星を外惑星といい、地球から見て、外惑星が太陽とちょうど180°反対の位置にくることを「衝(しょう)」といいます。惑星が衝の位置に来るとほぼ一晩中見ることができる観察の好期となります。
<星旅星めぐり>織姫と彦星
夏の風物詩・七夕は、7月7日の夜に祭られることから、この名があります。本来は、旧暦の行事で、今年の伝統的(旧暦)七夕は、現在の暦の8月22日です。
<星旅星めぐり>ペルセウス座流星群
佐賀市星空学習館
夜空に突然現れて、あっという間に消えていく流れ星。これは、宇宙を漂う小さな粒子が地球に飛び込んでくるときに、大気との摩擦で燃えて光る現象です。本当の星が流れているように見えますがそうではありません。
<星旅星めぐり>太陽神「アポロン」と「ヘリオス」
古代より、世界各地で太陽は神と見なされていました。日本では「天照大神(あまてらすおおみかみ)」、エジプトでは「ラー」などが知られています。
<星旅星めぐり>てんびん座 さそり座の「爪」から誕生
さそり座もてんびん座も黄道十二星座(いわゆる「誕生星座」)でよく知られています。てんびん座は、初夏に空高く探しやすくなります。
<星旅星めぐり>夏至の日 昼間の長さが最も長くなる日
夏至は北半球の一年で太陽高度が最も高くなる日です。毎年6月21日前後に夏至点に太陽が達すると、この日以降は、昼間の時間が少しずつ短くなります。
<星旅星めぐり>ひときわ輝く「宵の明星」 世界各地で“美の女神”
現在、金星が最も観察の好機を迎えています。夕方の西の空高く、どの星よりも圧倒的に明るく輝いている星が金星です。日本では古くから「宵の明星」と呼んで親しまれています。
<星旅星めぐり>かんむり座の「カムイ」と「チュラ」 日本由来の名前がついた星
夜空に輝く多くの星には固有の名前があります。例えば、おとめ座の1等星には「スピカ」、こと座の1等星には「ベガ」などがあり世界中で親しまれています。ベガは日本では「織姫星(おりひめぼし)」の名称でも知られます。
<星旅星めぐり>皇帝の星 レグルス
しし座の心臓の位置にある一等星レグルスは「小さな王様」の意味があり、固有名レグルスの表記は1522年に初めて登場しました。
<星旅星めぐり>市民観測家が支援 JAXA小惑星観測キャンペーン
日本(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星リュウグウの探査を行い、2020年末にリュウグウのサンプルを地球に届けることに成功しました。この誇らしいニュースはご記憶の方も多いことでしょう。
<テレビ>佐賀新聞・天体コラムの早水さん特集
4月12日、NHK「ニュースただいま佐賀」内
NHK佐賀放送局は、本紙で天体コラム「星旅星めぐり」を連載する佐賀市星空学習館の早水勉副館長を取り上げた特集を、12日18時10分からのテレビ番組「ニュースただいま佐賀」内で放送する。
<星旅星めぐり>24日、月と金星の美の競演
あす3月24日、日没直後の西の低空で、月と金星のランデブーが見られます。九州南部と南西諸島では、月が金星を隠す「金星食」となります。月も金星も美しい天体の代表格ですから、今年の天文現象の中でも注目の天文現象です。
<星旅星めぐり>シリウス=灼き焦がすもの
おおいぬ座は、冬の代表的な星座のひとつです。この星座にある一等星シリウスは全天で最も明るい恒星です。その明るさは、平均的な一等星の10倍も明るいのです。このためよく目立ち、古くから様々な場面で登場しています。
<星旅星めぐり>南極老人星
2月の水平線まで晴れ渡る宵空の、有明海にも触れるような南の低空に赤い色の一等星が見られます。この星の名は「カノープス」です。全天の恒星の中でもシリウスについで明るい輝星です。
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