探鳥日記
<探鳥日記>トモエガモ 大きな群れに度肝抜かれ
ここ数年、佐賀県では冬にトモエガモの大きな群れが見られることが増えてきています。大きな群れというと数百単位の群れを想像する方もいらっしゃると思いますが、このトモエガモの場合、数万単位の大群となります。
<探鳥日記>ウグイス 体全体を使って大きな美声
蝋梅(ろうばい)の甘い香りが漂う里山を歩いていると、山の方から「ホーホケキョ」というさえずりが聞こえてきました。長年つけている日記によれば、ウグイスの初鳴きはこの辺りでは2月10日前後のことが多いようです。
<探鳥日記>カワラヒワ クロガネモチの赤い実の味は…
寒さが厳しくなってくると、野鳥たちは餌を探すのにもひと苦労です。そんな中、木の実は野鳥たちの冬の間の大切な食料になります。
<探鳥日記>ルリビタキ 幸せの青い鳥
数年前の大雪の時、裏の畑で青い小鳥と出会いました。しんしんと雪が降る中、枯れた里芋の茎にとまったこの美しい鳥の名前はルリビタキ。冬になると北の方から南の暖かい場所に渡ってきます。
<探鳥日記>ジョウビタキ オレンジのかわいい冬鳥
秋が深まる頃、町中でオレンジ色のかわいい小鳥が見られるようになります。その名はジョウビタキ。スズメより少し小さく、「ヒッヒッ」とよく通る声で鳴きます。
<探鳥日記>ホシムクドリ おなかに白いハート模様
キラキラ輝く羽
ホシムクドリは九州以外ではあまり見ることができない珍しい野鳥です。冬鳥として主に干拓地などで少数の群れが見られます。 びっくりするのはその派手な羽の色です。
<探鳥日記>ヤマガラ 鮮やかなオレンジ色
少しだけ涼しくなり秋の気配を感じるころ、家の周りに夏の間は見かけなかった鳥たちがやってきます。熟れた柿の実にやってきたのは、オレンジ色のおなかが鮮やかなヤマガラです。
<探鳥日記>キジバト 夫婦共同で子育て
キジバトは「デーデーポッポ」というのんびりした声で鳴くハトの仲間です。この声を聞くとなんだか眠たくなってきますよね。よく見ると赤い目や、ウロコのような背中の模様がとてもオシャレな野鳥です。
<探鳥日記>ツバメ 巣立った“子”元気に飛んで
3月の初めに佐賀県にやってきたツバメたち。家の軒下などに巣を作り、ヒナを育てます。現在は巣立ったばかりの子ツバメが見られる時期です。 巣立ちしてからしばらくは親鳥から餌をもらって過ごします。
<探鳥日記>カワセミ 佐賀は暮らしやすい環境
飛ぶ宝石とも呼ばれ、清流にしか生息していないと思われがちな鳥ですが、町中でも水辺さえあれば見ることができます。特に佐賀県はクリークや水路が多く、小魚や水生昆虫をとるカワセミにとっては暮らしやすい環境です。
<探鳥日記>ハヤブサ 豊かな有明海に生息
今年も1万羽を超えるシギ・チドリ類が有明海の干潟にやってきて、にぎやかな春ですが、その水鳥たちを狙ってやってくる猛禽(もうきん)類がいます。ハヤブサです。
<探鳥日記>ハマシギ 旅の途中、有明海で羽休め
有明海の干潟にも待ちに待った春がやって来ました。4月に入ると日本より南の国で過ごしていた渡り鳥のシギ、チドリと呼ばれる仲間たちが、繁殖地であるロシア・アラスカなどの北の国を目指して北上してきます。
<探鳥日記>クロツラヘラサギ 春に姿変える絶滅危惧種
絶滅危惧種のクロツラヘラサギは、全世界で4864羽しか生息していない貴重な鳥です。2021年の生息数調査では、日本国内で570羽が確認されました。
<探鳥日記>植物の受粉助けるメジロ
メジロは冬になると庭先や公園など身近なところで見られる野鳥です。甘い物が好きで、ウメやツバキ、ビワの花の蜜をなめにやって来ることがあります。
<探鳥日記>魚しか食べないミサゴ
ミサゴは海や川などの水辺で見られる大きなタカの仲間です。タカというと他の鳥を襲うと思われがちですが、ミサゴはほぼ100%、魚しか食べないタカです。「魚鷹(うおたか)」と呼ばれることもあります。
<探鳥日記>オナガガモ 野鳥観察の手始めに
川や海、湖などでさまざまな種類のカモたちが見られる季節になりました。今回、ご紹介するのはオナガガモです。 名前の通り、オスの尾羽が長いのが特徴です。頭は焦げ茶色で、白い線が頭の上の方までピッと入り込んでいます。
<探鳥日記>カニ好きのズグロカモメ
少しずつ季節が進み、朝晩冷える日が多くなってきました。そろそろ、日本に冬鳥たちがやって来ます。代表的なものはハクチョウやガン、カモの仲間ですが、佐賀県にはカモメの仲間のズグロカモメがたくさん飛来します。
<探鳥日記>海外の愛鳥者に人気
セグロセキレイ
今回、紹介するのは「セグロセキレイ」です。川など水辺の近くで暮らす鳥で、すらっとスマートな体形です。色は黒と白でシンプルですが、少ない色の中に洗練された雰囲気を感じます。
<探鳥日記>夏鳥サンコウチョウ優雅に
サンコウチョウは夏鳥として日本にやって来ます。町中にいる野鳥ではないので、自然豊かな山のほうに行かないと見ることができません。 鳴き声は「ツキ・ヒ・ホシ・ホイホイホイ」と聞こえます。
<探鳥日記>ゴイサギ
少なくなったサギの仲間
ゴイサギは名前の通りサギの仲間ですが、ずんぐりしていて見た目はペンギンのようです。夜行性なので昼間はあまり動かず木の陰などでじっとしています。全然動かないので生きているのか、心配になるほどです。
動画