探鳥日記
<探鳥日記>セグロセキレイ 音楽思わせる軽やかさ
セグロセキレイは、日本の自然豊かな川辺や水路沿いで見られる、白と黒のコントラストが美しい野鳥です。日本固有種でもあり、ほかのセキレイ類(ハクセキレイやキセキレイ)に比べて、どこかキリッとした印象を持っています。
<探鳥日記>ミヤコドリ ひときわ目を引く存在感
ミヤコドリは水辺にいる鳥の中でも、ひときわ目を引く鳥です。白と黒のコントラストが美しい体に、長くてまっすぐなオレンジ色のくちばしが特徴的。この鮮やかな色と形は、よくニンジンに例えられます。
<探鳥日記>シロハラ 冬にだけ会える珍客
先月ご紹介した「ツグミ」と同じ仲間ですが、ツグミと似た体形で、名前の通りおなかが白っぽく、背中は茶色をしています。
<探鳥日記>ツグミ 跳ね回る姿愛らしく
ツグミは冬になると日本に渡ってくる代表的な冬鳥で、スズメより大きな体格です。背中の茶色い羽毛と胸の黒い斑点模様が特徴で、田んぼや公園、草地などで地面を歩きながらエサを探す姿がよく見られます。
<探鳥日記>シジュウカラ、複数種の群れをリード
寒くなると、シジュウカラはエナガやメジロなど、複数種で構成された群れ「混群(こんぐん)」で活動することがあります。
<探鳥日記>ナベヅル 出水平野のツルで最多
先日、鹿児島県出水市に行ってきました。毎年秋になると、出水平野には越冬のためにたくさんのツルたちがやって来ます。その数はなんと1万羽以上にもなります。
<探鳥日記>エゾビタキ 公園の野鳥 多種多様
私は、通勤途中にある小さな公園を「マイフィールド」として野鳥観察を楽しんでいます。ナンキンハゼやトウカエデが植えられ、近くを川が流れるごく普通の公園です。
<探鳥日記>ダイゼンとメダイチドリ し烈な休憩場所争い
秋になるとシベリアやアラスカから、多くのシギ・チドリの仲間が有明海に飛来します。彼らは夏の間に北で子育てをし、寒くなると南半球へ渡って冬を越すため、有明海はその旅の中間地点となります。
<探鳥日記>カラスの行水 浅い水辺でしぶき上げ
今年の夏は異常に暑いですね。山の方はまだ少しましですが、アスファルトやコンクリートで固められた都市部では、木や草などの植物が少ないため、太陽から受けた熱を水分と一緒に蒸発させて大気へ放出することができません。
<探鳥日記>コチドリ 開発進み“住宅難”
「ピオピオ」という大きな声が、整地された広い空き地から聞こえてきます。声の主はチドリの仲間のコチドリです。大きな目の周りの黄色が目立ちます。よく見ると一羽ではなく子供を連れていました。
<探鳥日記>ハクセキレイ 昆虫狙い、雨でも元気
雨の日、野鳥はぬれないところでじっとしているようなイメージがありますが、どのように過ごしているのでしょうか。
<探鳥日記>韓国のクロツラヘラサギ 無人島で元気に子育て
5月19日から4日間、韓国へ行ってきました。目的地は全羅南道新安郡(しなんぐん)。韓国の南西端の大小さまざまな島で構成される郡で、世界自然遺産に登録された広大な干潟があります。
<探鳥日記>ムナグロ 身を守る金色の背中
待ちに待った春のシギ・チドリたちの渡りの季節がやってきました。この時季はオーストラリアなど日本より南で越冬していた渡り鳥の仲間のシギ・チドリ類が、繁殖地であるロシアなどの北の国を目指す途中で有明海に立ち寄ります。
<探鳥日記>桜の花落とすスズメ 付け根からちぎり吸蜜
今年は例年より開花が遅れましたが、満開の桜の花はとてもきれいです。お花見に行くと桜の花が花びらではなく、そのまま一輪地面にたくさん落ちているところがありました。
<探鳥日記>キジバト 陽気に誘われ日なたぼっこ
ぽかぽかした春の陽気の中、地面でまどろんでいるキジバトに会いました。こんなふうに野鳥が地面でうとうとしている姿を見かけるのはとても珍しいことです。
<探鳥日記>トモエガモ 佐賀県西部で10万超える大群
今年の1月、佐賀県西部に鳥の大群が出現しました。朝か夕方に今まで見たことがないほどたくさんの鳥をご覧になって、度肝を抜かれた方がいらっしゃるのではないでしょうか? この鳥は「トモエガモ」というカモの仲間です。
<探鳥日記>クロジ 縁起よい名の冬鳥 探し求め
新年明けましておめでとうございます。初詣は日本三大稲荷の一つの鹿島市の祐徳稲荷神社に行きました。そして祐徳稲荷神社を訪れたのはもう一つ大きな目的があります。
<探鳥日記>クロツラヘラサギ アジア各国が越冬数調査
今年も有明海でクロツラヘラサギの姿が見られる時季がやってきました。現在、東アジアを中心に6633羽が生息しています。
<探鳥日記>ヤマムスメ 県鳥ほうふつ、性格どう猛
先日、台湾に行ってきました。今回はその時に見た鳥「ヤマムスメ」のご紹介です。この鳥、佐賀の皆さんがご存じのあの鳥に似ていませんか? そうです。カササギです。 ヤマムスメは台湾の固有種でカササギと同じカラスの仲間です。
<探鳥日記>イカル 冬も美声でさえずり
イカルは秋になると平地の公園などで見かけることができる野鳥です。この時季はだいたい群れで行動しています。大きさはヒヨドリより少し小さくぽっちゃり体型です。太くて黄色い特徴的なくちばしで、硬い木の実を割って食べます。
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