小説

ミステリー小説、佐賀市の三重津海軍所跡が舞台 佐賀県立図書館で1月28日まで関連図書展示有料鍵

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会が、佐賀市の三重津海軍所跡を舞台にした短編ミステリー小説「もちろん牛が先」(似鳥鶏(にたどりけい)さん著)を公開した。

<2025年若手文化人の抱負>作家・愛野史香さん(32)=嬉野市 読書の契機になれた喜び有料鍵

嬉野市の愛野史香さん(32)は昨年10月、青春小説『あの日の風を描く』(角川春樹事務所)を刊行して作家としてスタートを切った。5月に小説賞を受けて以降の期間を「激動の半年間だった」と振り返る。

<#推し読>尻でカスタネットを奏でたら視線が刺さり震えたが今日も猫は愛おしい(やーこ/著、十筆斎/イラスト)

日々のちょっとした出来事を独特な筆致でつづる著者・やーこさんの短編集第3弾。今回は、愛猫の「うに」と「ぺる」の2匹などネコにフォーカスを当てた39編を収録した。

何かを呼び寄せる特殊体質 旅する“呼人”たちの物語 「呼人は旅をする」 長谷川まりる 偕成社/1650円

483号 ほんまはるかの本の引き出し vol.69
何かを呼び寄せる特殊体質 旅する“呼人”たちの物語 子育てがはじまってからこの方、「お母さんに私の気持ちはわからない」と、何度言われたことだろう。

愛野史香さん(嬉野市) 角川春樹小説賞受賞作でデビュー 復元模写で青春小説「あの日の風を描く」

嬉野市の愛野史香さん(32)の小説「あの日の風を描く」(角川春樹事務所)が発売された。審査員の北方謙三さん(唐津市出身)らの満場一致で第16回角川春樹小説賞を受け、復元模写を扱った青春小説でデビューした。

<#推し読>心霊スポットの肝試し中に起きた出来事とは…「口に関するアンケート」

背筋/著
立ち寄った書店のとある書棚にふと目をやった。平積みにされている本。笑みをたたえる口がずらっと並んでいる。不気味で異様な光景を前に、思わず立ち止まってしまった。

「午前0時のラジオSAGAー前夜ー」2025年1月、人気声優・置鮎龍太郎さん朗読ライブ チケット発売中

NBCラジオ・村山仁志さん原作・脚本
記憶をなくした男の幽霊が、不思議なラジオ局に巡り合う…。

<#推し読 秋の読書週間特集>ヤドカリのおじさんに提案されたのは…「さみしい夜にはペンを持て」

古賀史健/著、ならの/絵
タコの少年・タコジローは、中学校でいじめられる日々。偶然出会ったヤドカリのおじさんに悩みを打ち明ける。そこで提案されたのが、日記を書くことだった。

<#推し読>射撃競技の緊張感と少女の複雑な心描く「アスリーツ」

あさのあつこ/著
花びらが舞う中、2人の少女がライフルを構えている。見据えるのは的か、それともそれぞれの未来か―。 主人公の結城沙耶は中学時代、陸上部に所属していた。しかし、2年のときに出場した大会で転倒して失意の中で退部。

<佐賀県文学賞>川柳・真島さん一席、2年連続5度目 小説・溝上さんら3人初受賞有料鍵

第62回佐賀県文学賞(佐賀県芸術文化協会主催)の入賞・入選者が18日付で発表された。一般の部・川柳部門の一席は、真島久美子さん(50)=吉野ヶ里町=の「葬送を吹き抜けてゆくじゃずぴあの」が選ばれた。

<#推し読>「復刻版 小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」12月には映画も公開予定

阪口和久/小説、尼子騒兵衛/原作・イラスト
漫画『落第忍者乱太郎』とアニメ『忍たま乱太郎』をご存じだろうか。忍者を育成する学校「忍術学園」に通う乱太郎、きり丸、しんべヱを中心に描かれる物語だ。コミカルなイメージがあるが、今回の小説ではシリアスな雰囲気が漂う。

<#推し読>人生初の読書体験、文学界の名作に挑戦「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む」

かまど、みくのしん/著
読書、好きですか? 読書離れが騒がれている今、「苦手」と答える人は少なくないのではないだろうか。そんなあなたにこそ、ぜひこの本を手に取ってほしい。

記憶の断片を呼び起こす “あの頃の佐賀”をのびやかに 「棕櫚の木の下で」 メグマイルランド マガジンハウス/1320円

482号 ほんまはるかの本の引き出し vol.68
記憶の断片を呼び起こす “あの頃の佐賀”をのびやかに 小さい頃の記憶があまりない。 母は、よく家族旅行を取り仕切っていた人だった。

小栁義則さん(小城市) 文芸誌創刊 公募受賞小説5編『ひとりしずか』有料鍵

佐賀県文学賞小説部門の審査員も務める小栁義則さん(65)=小城市=が、文芸誌『ひとりしずか』を創刊した。九州さが大衆文学賞奨励賞など公募展で賞に輝いた小説5編を掲載し、初めての個人文芸誌をスタートさせた。

心の隙間を埋めてくれる連作短編集 「かごいっぱいに詰め込んで」 真下みこと 講談社/1815円

481号 ほんまはるかの本の引き出し vol.67
おしゃべり好きの主婦がレジ係に 心の隙間を埋めてくれる連作短編集 書店のレジで「マニュアル」として習ったのは、お客様の顔を覚えないこと、だった。

<#推し読>少年犯罪を巧みに描いたデビュー作「天使のナイフ 新装版」

薬丸岳/著
ここ数年、好きな作家さんが増えた。薬丸岳さんもその一人だ。読み応えのある重厚なミステリーを展開しつつ、人間の心の揺れ動くさまを巧みに描く。また、少年犯罪を題材にした作品を書くことでも知られている。

「午前0時のラジオSAGA」公式ソング発表 ミュージックビデオは 9月に配信予定有料鍵

佐賀大出身のシンガー・ソングライター德丸英器(えいき)さん(42)は、小説の公式イメージソング「ミッドナイト☆レディオステーション」を手がけた。 楽曲制作は今年の春ごろから始めて、8月14日にリリース配信された。

植松三十里さん『鹿鳴館の花は散らず』 赤十字に貢献、鍋島榮子の生涯有料鍵

歴史小説家の植松三十里(みどり)さんが、鍋島榮子(ながこ)(1855~1941年)の生涯を描いた小説『鹿鳴館の花は散らず』(PHP研究所)を出版した。

緒音百さん(佐賀市出身)小説デビュー 怪奇ミステリー『かぎろいの島』有料鍵

佐賀市出身の緒音百(おおともも)さん(福岡県在住)が、小説『かぎろいの島』(竹書房)を出版した。ホラー小説の公募で大賞を受けた怪奇ミステリーで、創作デビューを果たした。

<#推し読>電車で不思議なことによく遭遇して、みんな小刻みに震えました

やーこ/著、栖周/イラスト
なぜか珍事件は電車でよく起きていた―。「猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました」の著者・やーこさんの短編集第2弾だ。
イチオシ記事
動画