唐津・玄海

3年連続で伊万里市との3位争いを繰り広げるなど過去5年間は4位以内と安定した力を見せている。昨年の大会で好走した大学生・社会人の欠場を全員でカバーし、上位を死守する。

８区区間賞が取れて正直にうれしい。逆に３日目の２４区は、後半にタイムを落としてしまい自分の力不足を痛感した。スピードが長続きしなかったので、もっと練習を積んで強化していきたい。

井本楓雅（唐津・玄海＝２５区）　タイムには満足いっていない。だけど、強風などのコンディションを考慮すると、ベストは尽くせたと思う。

一時は首位に迫る好走を地元で見せつけた。２３区の唐津・玄海の上野剛士（唐津市役所）が、区間４位で走り、トップの小城市に次いで後半ゴールの玄海町社会体育館に飛び込んだ。「自分の力を出すことに集中した。

小学５年から本格的に陸上を始め、本年度の全日本中学通信陸上の男子３千メートルで８分５３秒４５を記録し、全国４９位にランクインした。２度目の県内一周駅伝で、「区間記録を更新する自信がある」と闘志を燃やす。

１６～１８日に開催される第６４回郡市対抗県内一周駅伝大会（佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、佐賀トヨタ自動車特別協賛）に出場する唐津・玄海チームの結団式が１日夜、唐津市文化体育館であった。

前回は４位で、２大会続いていた３位から順位を落とした。主力選手の帰郷や年間を通した練習会の実施で社会人の選手層が増し、菊池監督は「長丁場の区間で粘り、３位奪回を果たす」と意気込む。

魚や海生生物の産卵や成長の場となる海中の「藻場」について、佐賀県が唐津市と伊万里市、東松浦郡玄海町に広がる玄海地区の海域で全域調査を実施している。全域での詳細な調査は約１０年ぶり。

◯…唐津・玄海は順調な滑り出しで着実に順位を詰めたが、２度の繰り上げスタートで流れをつかめず、２年間守った３位の座から一つ順位を落とした。　前半は粘りのある走りで、菊池隆文監督も「予定通りのタイム。

監　督菊池　隆文　４４　自　営　　　　　　　鏡　　　２２コーチ中島　　昇　５７　唐津市役所　　　　七　山　　３５宮崎　良成　４１　唐津水産加工団地　山　本　　１４幸島　弘明　３９　唐津市役所　　南富士見町　　１４コ…

長距離区間を担っていた大学生２人が離脱し、戦力が薄くなった。故障者もおりチーム状態は万全ではないが、昨年の５位以内を目標に掲げる。　レースをうまく進めるためには、安定感のあるベテランが頼りだ。

昨年３位入賞の立役者となった大学生２人が就職などでチームを離れた。戦力低下は否めないが、目標は「３位以内」と揺るがない。新戦力の活躍にも期待を寄せる。　帝京大出身で箱根駅伝の出場経験がある宇佐美が穴を埋める。