南海トラフ地震

臨時情報「出してほしい」82%

1週間の期間「妥当だ」69%
共同通信社が17~19日に実施した全国緊急電話世論調査によると、南海トラフ巨大地震の発生可能性が通常より高まったことを知らせる南海トラフ地震臨時情報について「可能性が少しでも高まったなら、出してほしい」と回答した人…

お盆のJR、前年比7%増

台風影響も帰省や旅行が好調
JR旅客6社は19日、お盆期間(9~18日)に新幹線と在来線特急などの主要線区を利用した人数が、前年比7%増の1223万6千人だったと発表した。

飲料水売上高、前年の2倍に

南海トラフ地震臨時情報翌日
気象庁が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した翌日の9日、全国の小売店でミネラルウオーターの推計売上高が前年の同時期に比べ2・0倍に上ったことが19日、市場調査会社インテージ(東京)の集計で分かった。

大企業の56%「計画なし」

南海トラフ臨時情報への対応
気象庁による南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を巡り、共同通信が取材した主要54社の大企業のうち、56%が臨時情報が出た際の対応を計画していなかったことが17日分かった。

阿波おどり「避難対応に課題」

臨時情報下の開催で徳島知事
徳島県の後藤田正純知事は16日の記者会見で、南海トラフ地震臨時情報が発表される中、開催された徳島市の阿波おどりについて、避難誘導などの対応に「課題ある場所が散見された。

「踊るあほう」に街中が熱気

徳島、阿波おどり閉幕
徳島市の阿波おどりが15日、5日間続いた祭りの最終日を迎えた。今年は有料演舞場も1カ所増え、連日にぎわいを見せた。自由に飛び入り参加できる即席の「連(踊り手グループ)」も登場し、誰もが「踊るあほう」になった。

南海トラフ、緊張の1週間終わる

海に再びにぎわい
南海トラフ地震臨時情報に伴う政府の注意呼びかけ期間が15日、終了した。大地震が起きれば被害が想定される各地では、遊泳を再開した海水浴場に夏らしいにぎわいが戻った。初めての情報発表で緊張が走った1週間。

九州3県で16人負傷

家屋被害は計80棟
宮崎県日南市で8日に震度6弱を観測した地震で、宮崎市で新たに60代女性が軽傷を負っていたことが判明し、宮崎、鹿児島、熊本の3県でけが人は計16人となった。うち重傷は3人。家屋被害は宮崎、鹿児島で計80棟だった。

政府、巨大地震注意呼びかけ終了

南海トラフ、今後も備え求める
政府は15日、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)に伴う防災上の呼びかけについて、大地震などの異常な現象が観測されなかったとして午後5時に終了した。

地震情報巡る無料解約終了

鉄道や旅行、台風で延長も
鉄道や旅行会社の多くは15日、南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)に伴って実施していたキャンセル料の免除措置を終えた。

南海トラフ臨時情報から1週間

避難所設置、自治体独自に判断
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の初めての発表から、15日で1週間となった。最前線で備えに追われた自治体は対応に苦心。住民の不安を解消するため、独自判断で事前の計画にない避難所設置に動いたところもあった。

南海トラフ巨大地震注意1週間

各地で避難経路や備蓄品の点検
南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)に伴い、政府が防災対応の再確認を求めた注意の呼びかけは、大きな変化がなければ発表から1週間の15日午後5時に終わる見通しだ。

日向灘に「震源域の割れ残り」

南海トラフ、監視継続を
マグニチュード(M)7・1の地震が発生した日向灘には、まだ破壊されていない震源域の「割れ残り」があり「同規模の地震が再び起きる恐れがある」と専門家が指摘している。

「地震起きる」7割意識と回答

南海トラフ臨時情報に、東大調査
東大大学院情報学環総合防災情報研究センターは14日、南海トラフ地震臨時情報に関する調査の結果を公表した。

南海トラフ震源域、異常ない状態

地震活動や地殻変動は観測されず
気象庁は14日、南海トラフ地震の想定震源域では、宮崎県で震度6弱を記録した8日の地震以降、大地震につながる可能性がある地震活動や地殻変動は観測されていない状態が続いていると明らかにした。

官邸、巨大地震の情報発信に課題

防災の司令塔、初動対応に苦慮
岸田文雄首相は、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表という初めての事態に直面し、初動対応に苦慮した。国民への呼びかけの方針が定まらず、防災の司令塔となる官邸や内閣府の情報発信の在り方には課題を残した。

東海道新幹線、通常運行へ

15日夕、臨時情報で減速
JR東海は14日、南海トラフ地震臨時情報を受けて東海道新幹線三島―三河安城間で実施した減速運転を、大地震など異常な現象がなければ15日午後5時から通常運行に戻すと発表した。

強震で実感、避難は「訓練大切」

保育園や病院など災害弱者施設
日向灘を震源とする8日の地震で強い揺れに見舞われた九州南部の沿岸部では、南海トラフ地震に備え普段から避難訓練をしていた。

震源域で異常観測されず

南海トラフ、備え継続を
気象庁は13日、宮崎県で震度6弱を観測した8日以降、南海トラフ巨大地震の兆候の可能性がある地震活動や地殻の異常は、想定震源域周辺で観測されていないと明らかにした。臨時情報(巨大地震注意)の発表から15日で1週間。

宮崎市の青島海水浴場が再開

水深の浅いエリアに制限
宮崎県で震度6弱を観測した地震を受け、遊泳禁止となっていた宮崎市の青島海水浴場は12日までに再開した。地震発生時に迅速な避難ができるよう、遊泳できるエリアを水深の浅い場所に制限するといった安全対策を講じた。
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