佐賀県展

洋画家・北島治樹さん(佐賀市)54年の集大成 抽象表現で「山里の色と形」有料鍵

独立美術協会会員の北島治樹さん(75)=佐賀市=が、50~200号の大作約30点で抽象表現と向き合った54年間を振り返る個展を開いている。

溶接のかっこよさ、全力で 「県展」写真・知事賞 渡邊一祥さん(34)=小城市 有料鍵

暗闇に浮かび上がる、青白い光と煙。県展初出品で知事賞受賞の快挙に、「自分ならではの一枚。今の全力を評価してもらえてよかった」と笑みをこぼした。 初任給で念願の一眼レフカメラを手に入れた。

樹木の生命力を自分なりに 「県展」日本画・知事賞 江越晶子さん(37)=佐賀市 有料鍵

佐賀大で日本画を学び、美術教員へ。前回大作を手がけたのは、10年以上前になる。形になった安堵(あんど)感が強く、「入選して展示してもらえたらいいな」。戸惑いとうれしさが入り交じる中、知事賞を受け止めた。

山﨑正也さん(佐賀市)30年ぶり回想展 独学で日本画、20点展示 

1993年に亡くなった佐賀市諸富町の山﨑正也さん(享年72)の回想展が、同市の岡田三郎助アトリエで開かれている。95年の遺作展以来約30年ぶりの展示で、絵を愛し画家を夢見た山﨑さんの日本画など20点が並ぶ。

傘寿記念は“ふるさと賛歌” 小松省己さん(唐津市)が歌集

唐津市相知町の小松省己さん(80)が、第3歌集「故郷讚歌(ふるさとさんか)」を完成させた。傘寿を記念した作品で、日々をつづった短歌と公募展で入選した木彫作品の写真などで10年の歩みをまとめた。

麻布の質感生かす絵画50点 栗山さん、佐賀市で初個展

佐賀美術会会員の栗山利博さん(73)=佐賀市=が、初めての個展を同市松原のシルクロで開いている。近年追求するドンゴロス(麻袋)のシリーズや旧作のカサブランカをはじめ、アクリル画や水彩画など約50点が並ぶ。5日まで。
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