令和に生きる
茶葉独自調合で品質追究 嬉野の製茶業者・小野原栄信さん
令和に生きる(51)
荒茶の仕上げ工場で、火入れした茶葉の手触りや香りを確かめた。嬉野市にある製茶業「小野原製茶問屋」の小野原栄信さん(58)。
生物の箱船、トンボ池を守る 佐賀自然史研究会事務局長・上赤博文さん
<令和に生きる(50)>
「佐賀に元々いた生き物が脈々と生き続けている。市民の貴重な財産」。神野公園(佐賀市神園)のトンボ池を前に、そう力説した。佐賀自然史研究会事務局長の上赤博文さん(65)。今は、この池の保存活動に精力を注ぐ。
呼子の町並み、次世代に 町屋改装しカフェと宿泊施設・林康紀さん、かおるさん
<令和に生きる(49)>
「古い町並みを次の世代に残したい」。唐津市呼子町の朝市通り商店街のそばでカフェを経営する林康紀さん(47)とかおるさん(52)夫婦は強い思いを心に秘める。
「鳥栖のため」チーム支える J1サガン鳥栖ヘッドコーチ・片渕浩一郎さん
<令和に生きる(48)>
熱のこもったジェスチャーを交え、大きな声で選手に指示を送る。サッカー・J1サガン鳥栖のヘッドコーチを務める片渕浩一郎さん(44)=鹿島市出身=。
「見せる警戒」で地域守る 親子2代で三瀬駐在所勤務・池田淳一郎さん
<令和に生きる(47)>
福岡との県境の山あいにある佐賀市三瀬村の三瀬駐在所。昨年3月に赴任したのは、巡査部長の池田淳一郎さん(27)。警察官の父がこの駐在所に赴任した約20年前にここで過ごし、自身も警察官となって戻ってきた。
自由度高め史料身近に 「小城藩日記」DB構築・吉賀夏子さん
<令和に生きる(46)>
いにしえの営みを刻む記録に、ICTを駆使して命を吹き込む。佐賀大学総合情報基盤センターの技術補佐員・吉賀夏子さん(49)=佐賀市=は、佐賀大学図書館所蔵の「小城藩日記」のデータベース(DB)構築を担う。
未来見据え街をデザイン 佐賀市中央大通りに多店舗展開・船津脩平さん
令和に生きる(45)
佐賀市の中央大通りでカフェやフィットネスジムを経営する船津脩平(しゅうへい)さん(35)=佐賀市=は、「ここで10店オープン」に挑戦している。1月にはレンタルスペースをオープンして5店舗目を達成した。
住民主体でまちづくり 「オール小城」の映画制作・田中正照さん
令和に生きる(44)
佐賀県小城市小城町を舞台にした歴史映画の上映会が1月中旬、劇中に登場する牛尾山近くの公民館で開かれた。集まったのは30人ほどだったが「あの人が出とる」「私も映った」。
世界見据え「強さ」追求 兄弟でムエタイプロ 古村匡平さん、光さん
令和に生きる(43)
佐賀県三養基郡みやき町に佐賀県で唯一のムエタイジムがある。古村匡平さん(20)、古村光さん(18)兄弟=同町=は、そのジム所属のムエタイのプロ選手だ。 2人は元々、小さい頃から実践空手を10年間続けていた。
競技普及、環境整備に全力 水球指導者・岩城賢一さん
令和に生きる(42)
縦30メートル、横20メートルのプールの中で繰り広げられる水球は「水中の格闘技」と呼ばれている。
生産者の現状伝えながら 文化施設にカフェを展開・清田祥一朗さん
令和に生きる(41)
ノリドレッシングのサラダに、ひじきの煮物など小鉢が二つ。メインの肉(魚)料理に加え、野菜たっぷりのスープと、彩り豊かな赤米、黒米、緑米を混ぜて炊いたご飯-。
管理栄養士の経験糧に 太良のミカン農家・澤山奈津実さん
<令和に生きる(40)>
夕日を浴びたミカンが、山の斜面を彩っていた。年が暮れゆく12月、藤津郡太良町。オレンジ色の果実を収穫する一人の女性の姿があった。澤山奈津実さん(27)。
生活音も音楽、佐賀の音を音楽に編み上げ 電子音楽家・糸山晃司さん
<令和に生きる(39)>
ゆったりした時間の流れに身を任せ、豊かな自然にインスピレーションを受けながら“音”と向き合う-。2017年夏に佐賀へ越してきた電子音楽家の糸山晃司さん(28)は、アンビエント(環境)音楽と呼ばれる分野で活躍する。
「魚」と「花」で良品追求 家業とアート両立・福薗志麻さん
< 令和に生きる(38)>
佐賀県唐津市と玄海町の間に位置する外津(ほかわづ)浦。外津湾内に面した、のどかな港町に母と4人姉妹を中心に営む水産会社「渡邉水産」がある。
「時間の記憶」を未来へ 染織品保存修復家・石井美恵さん
<令和に生きる(37)>
この夏、西松浦郡有田町で文化財保存の政府間機関「イクロム」(国際文化財保存修復センター)のセミナーが、初めて本部のローマを離れて開かれた。
限界超える喜び伝える スポーツクライミング指導者・樋口義朗さん
<令和に生きる(36)>
体育館西側にそびえる高さ12メートル、幅8メートルの巨大な人工壁「クライミングウォール」。壁面には、登る際に手足をかける赤や青、黄色の鮮やかなホールド(突起物)が、大小不規則な並びで取り付けられている。
経験を23年国スポに 五輪ボランティア養成組織出向・田中裕太郎さん
<令和に生きる(33)>
10月中旬、午後7時過ぎの東京都品川区。ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」を降りると、ライトアップされた建物の大きな文字が目に入る。「日本財団パラアリーナ」。
挑戦続け、後進に道示す 世界大会3位の理容師・江島周一さん
<令和に生きる(31)>
金属が軽やかに擦れ合う音が響き、リズミカルな音色が心地よさをもたらしていた。巧みにはさみを操り、1ミリ単位の誤差もなく髪をカットしていく。小城市の理容店の店主の江島周一さん(57)。
夢は五輪 ライフル射撃期待の星 県就労支援1号・ 井浦一希さん
<令和に生きる(30)>
花が咲いたような明るい笑顔で病院の利用者と話す女性。まだあどけない表情を見せる19歳だが、ひとたび射撃場に立つと、標的を見据え微動だにしない国内トップクラスのライフル射撃選手の顔を見せる。井浦一希さん(19)。
ママ目線で働き方改革 IT企業取締役・藤戸布優子さん
<令和に生きる(28)>
佐賀市中心部にあるビルの4階。「こっちのデザインの方がいい」「色を変えたらどうかな」。モダンな雰囲気の空間に響く女性らのやりとり。和気あいあいとした雰囲気も漂う。ここはシェアオフィス。
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