九州新幹線長崎ルート
長崎線、観光周遊で地域振興へ 特急減便控え対策本腰
九州新幹線長崎ルートの2022年度の暫定開業で在来線のJR長崎線肥前山口-諫早間の特急列車が大幅減便になることを受け、佐賀県は今年から沿線の地域振興策を本格化させる。
九州新幹線長崎ルート 整備方式本格議論へ
2019年県政展望 国策課題
2018年、開発中のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の導入断念という転換点を迎えた九州新幹線長崎ルート。19年は、昨年末の佐賀県知事選に配慮し、凍結していた整備方式に関する議論が本格化する。
新幹線整備方式巡り、佐賀・長崎知事1月に会談
九州新幹線長崎ルートの整備方式の見直しを巡り、佐賀県の山口祥義知事は27日、来年1月に長崎県の中村法道知事の要請に応じて面会することを明らかにした。
【動画】再選の山口知事インタビュー
オスプレイ協議「漁協と真摯に」 新幹線フル規格化に難色
任期満了に伴う佐賀県知事選で再選を果たした山口祥義氏(53)が17日、佐賀新聞社のインタビューに応じた。
新幹線長崎ルート 「リレー方式」「フル規格」拮抗
有権者100人アンケート
佐賀新聞社の有権者100人アンケートで、九州新幹線長崎ルートの新鳥栖-武雄温泉駅間の整備方式について「リレー方式の継続」を求めたのは27人で、「フル規格での整備」と回答した24人と拮抗(きっこう)した。
新幹線長崎ルート 混迷深める整備方式
「国策と地方」第25章(2) 減便の沿線振興も課題に
「国が約束を果たせなかった責任を佐賀県に転嫁し、新たな負担を求めるのは県民を愚弄(ぐろう)している」 6月定例県議会の一般質問で、自民党のベテラン県議が強い口調で指摘した。
県議会特別委 新幹線長崎ルートを視察
工事の進ちょく状況確認
佐賀県議会の佐賀空港・新幹線問題等特別委員会(12人)は10日、建設が進む九州新幹線長崎ルートの大村車両基地(長崎県大村市)と嬉野温泉駅(仮称、嬉野市)を視察した。
オスプレイ配備を県に要望 県商工会議所連合会
新幹線フル規格化は見送り
佐賀県商工会議所連合会は25日、中小企業への支援や地域振興などに関する要望書を山口祥義知事に提出した。佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画の受け入れを要望に初めて盛り込み、実現に向けた取り組みを求めた。
<県民世論調査>「リレー方式で」最多38%
新幹線長崎ルート
在来線特急と新幹線を武雄温泉駅で乗り継ぐリレー方式(対面乗り換え方式)で2022年度に暫定開業する九州新幹線長崎ルートに関し、佐賀新聞社が実施した県民世論調査で、今後のあり方について「リレー方式のままでよい」と答え…
そこが知りたい新幹線長崎ルート(完)2年前の6者合意
国策と地方
九州新幹線長崎ルートに導入する予定だったフリーゲージトレイン(軌間可変車、FGT)の開発遅れを受け、2016年3月に関係6者が協議した。
そこが知りたい新幹線長崎ルート(5)FGT
国策と地方
九州新幹線長崎ルートへの導入が予定されていたフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)は、線路の幅が異なる新幹線と在来線区間を、車輪の幅を変えることで相互乗り入れができるようにする開発途上の新型車両だ。
山口知事 九電新社長に安全徹底要請へ
JR減便、対応に不快感
佐賀県の山口祥義知事は28日の県議会閉会後、報道陣の取材に応じ、九州電力の池辺和弘新社長と近く面談し、玄海原発(東松浦郡玄海町)の安全性を最優先する企業風土の徹底を直接伝える考えを示した。
<新幹線長崎ルート>レール輸送 軌道敷設本格化
嬉野市に工事拠点
九州新幹線長崎ルート(武雄温泉-長崎駅間)の建設を巡り、建設主体の独立行政法人鉄道・運輸機構は18日、敷設するレールをトレーラーに積み込む作業を佐世保港(長崎県佐世保市)で報道機関に公開した。
県議会一般質問 知事、フル規格けん制
「何でもOKとならぬ」
定例県議会は15日、一般質問3日目の質疑を行った。
「フルかミニ、選ぶ立場にない」知事、両論に否定的
新幹線整備方針 県議会一般質問
6月定例佐賀県議会は13日、一般質問初日の質疑を行った。九州新幹線長崎ルートを巡り、整備方式の変更や佐賀県側に追加負担を求める動きに対し、各議員から疑問の声が上がった。
佐賀県知事、長崎新幹線フル規格を改めて否定 県議会開会
「大変困惑し、違和感」
6月定例佐賀県議会は7日開会し、県は37億9920万円を増額する一般会計補正予算案など議案9件、報告事項3件を提案した。
さが交通デザイン協、在来線やバス利用促進を確認
官民連携で新幹線を生かした地域振興を推進する「さが交通デザイン協議会」の総会が30日、佐賀市であった。
新幹線長崎ルート「平行線」 佐賀、長崎知事が意見交換
九州新幹線長崎ルートの整備方針に関し、佐賀県の山口祥義知事と長崎県の中村法道知事が22日、九州地方知事会議に合わせて意見交換をした。両県はフル規格に関して立場が対立しており、山口知事は取材に「平行線だった」と述べた。
知事定例会見 ミニ整備「提示あれば検討」
新幹線長崎ルートで見解
佐賀県の山口祥義知事は15日の定例記者会見で、九州新幹線長崎ルートへの今後の対応について「基本的にわれわれから動く状況にない」として、整備方針を決める与党プロジェクトチーム(PT)の検討委員会の議論を注視する考えを…
<新幹線長崎ルート>フル規格なら「肥前山口駅」停まらず?
国交省試算「駅間20キロない」
九州新幹線長崎ルートの整備方針を巡り、国土交通省が3月に示したフル規格の試算で、杵島郡江北町の肥前山口駅が停車駅から外れている。
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