世界遺産

蒸気船「凌風丸」復元を 佐賀経済同友会が提言

三重津の魅力アップへ
佐賀経済同友会は21日、世界文化遺産に登録された三重津海軍所跡(佐賀市)の魅力向上に向け、佐賀藩が日本初の実用蒸気船として建造した「凌風丸」を復元し、教育や観光などへの活用を図るよう山口祥義知事と秀島敏行佐賀市長に…

「見えない世界遺産」アピール

佐賀市が三重津の動画公開
世界文化遺産に登録された佐賀市の三重津海軍所跡のPR動画が25日、公開された。タイトルは「みえない世界遺産、みえつ。」。

「三重津海軍ドッグ」いかが

特大ドッグ蒸気船イメージ
■佐賀市の野中さん、遺構そばでカフェ開店へ 三重津海軍所跡(佐賀市)が世界文化遺産に登録されたことを受け、佐賀市神園でハンバーガー店を営む野中崇弘さん(30)が、蒸気船をイメージした特大のホットドッグ「三重津海軍ド…

三重津海軍所跡再現CG、時代考証に専門家が異議

県、「迫力や演出考慮」
■ドック内で推進機あり得ない 佐賀県が制作を委託した世界文化遺産の三重津海軍所跡(佐賀市)を再現する映像をめぐり、専門家が時代考証に異議を唱えている。

明治日本の産業革命遺産、スマホアプリ開発へ

佐賀市など8県11市、23資産網羅
世界遺産に登録された、三重津海軍所跡を含む「明治日本の産業革命遺産」を構成する佐賀市など8県11市は、全23資産を網羅的に紹介するスマートフォン向け世界遺産アプリを開発する。

百済探訪(下) 扶余 最後の都

隣国の世界遺産
■仏教の美 亡国の哀愁 歴史の証人 五重の石塔 百済の最後の都となった泗〓(サンズイに比)(サビ)(現・忠清南道扶余(プヨ)郡)は、仏教文化の芸術美が亡国の哀愁を引き立てる。

佐賀市、年度内に三重津の構想策定委を設置

佐賀市は、世界文化遺産に登録された三重津海軍所跡の整備構想策定委員会を本年度中に設置する。外部の専門家7人で構成し、保存と活用の両面で効果的な史跡整備の在り方を検討する。

百済探訪(上) 公州 「加唐島生まれ」武寧王

隣国の世界遺産
■王墓発見、大きな話題に 墓誌石、生誕説の「物証」 この夏、佐賀市の三重津海軍所跡を含む「明治日本の産業革命遺産」とともに、韓国の「百済歴史遺跡地区」が世界文化遺産に登録された。

「三重津」展示館新設も

佐賀市長と市民、意見交換
世界文化遺産に登録された三重津海軍所跡(佐賀市)の保存と活用策をめぐり、秀島敏行市長は10日夜、佐野常民記念館で史跡の地元保全会やボランティアガイドら15人と意見交換した。

三重津、世界遺産登録1カ月 7月の来場者2万人超す

夏の見学、暑さ対策課題
世界文化遺産に登録されて1カ月となる佐賀市の三重津海軍所跡の来場者は、7月だけで2万人を超えた。前年同月と比べ7倍以上で、土日は600~1千人が訪れ、世界遺産効果が顕著に表れている。

光武酒造場、芋焼酎と純米吟醸「三重津海軍所」発売

三重津海軍所跡(佐賀市)の世界文化遺産登録を記念し、光武酒造場(鹿島市)は21日、「三重津海軍所」の名を冠した芋焼酎と日本酒を発売した。

キリンビバレッジ、世界遺産缶コーヒー限定販売

製鉄、造船などデザイン
キリンビバレッジ九州地区本部は、世界遺産に選ばれた佐賀市の三重津海軍所跡など「明治日本の産業革命遺産」を応援するため、遺産のデザインをあしらった缶コーヒーの限定販売を始めた。

19日に県庁で世界遺産記念式典を開催

「三重津」登録祝おう
三重津海軍所跡(佐賀市)の世界遺産登録を記念したセレモニーが19日午前10時半から県庁県民ホールで開かれる。佐賀北高書道部がお祝いの書を披露するほか、地元小学校の児童が誓いの言葉を述べる。一般も参加できる。

三重津「世界遺産」で地域浮揚を 観光ガイド養成

■研究会発足 周遊ルートも開発へ 三重津海軍所跡が世界文化遺産に登録されたことを受け、佐賀市諸富町の商工関係者、歴史研究会の有志約10人が13日、「佐賀市南部観光ボランティアガイド研究会」(大坪繁都会長)を設立した。

駐日韓国大使、知事と会談 世界遺産登録互いに安堵

柳興洙(ユフンス)駐日韓国大使が13日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義知事と会談した。

=産業革命遺産= 三重津海軍所跡 近代日本の礎に脚光

三重津海軍所跡は、佐賀市の諸富、川副町にまたがる早津江川流域に位置する。幕末期の佐賀藩の海軍施設で、洋式艦船の修理や蒸気船の製造など、当時の科学技術が結集していた。

世界遺産記念し10日から佐賀城歴史館で特別展

■佐賀藩の英知、360度映像で 「明治日本の産業革命遺産」として、三重津海軍所跡(佐賀市)の世界遺産登録を記念した特別展「幕末佐賀藩の挑戦」が10日から、佐賀城本丸歴史館で始まる。

=再びの船出 三重津=(下) 価値継承

子供たちに芽生える誇り
「お祝いだけでは中身がなさすぎる」「子どもたちにしっかり史跡の価値を伝えるべきだ」。7月1日、佐賀市の中川副公民館。

=再びの船出 三重津=(中) 観光振興

魅力発信 ガイド養成急務
世界遺産委員会の審議が始まった3日朝。佐賀市諸富町の産業振興会館に商工関係者、地元の歴史研究家、市職員ら約10人が集まった。「南部にあるのは三重津だけではない。昇開橋やラムサール条約に登録された東よか干潟もある。

=再びの船出 三重津=(上) 地下遺構

「見えない史跡」 保全と活用、両立模索
「あそこがドライドック。有明海の満ち引きを利用して船を引き上げたんですよ」。6月下旬、佐賀市の三重津海軍所跡。
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