不作
佐賀県内農林水産業回顧2024 高温障害による不作…など 今年の農業を振り返る
2024年の佐賀県内の農林水産業は、天候の影響による不作が目立った。地球温暖化により、さまざまな農産物が高温障害に悩まされた。ノリは少雨で栄養塩が不足し、2季連続で生産、販売量日本一の座を逃した。
佐賀県産ノリ、2季連続で日本一逃す 少雨や赤潮、生育に響く<県内農林水産業回顧2024>
有明海の養殖ノリが前季に続き不作となり、販売枚数、販売額日本一の座を2季連続で逃した。少雨や赤潮が頻発し、生育に必要な海中の栄養塩の不足が続き、色落ちするなどしたことが響いた。
<ナチュラルライフ通信>梅の不作と気候危機
全国的に梅が不作と聞きます。わが家の梅の木も、今年は「たくさん花が咲いた」と喜んでいたのに、実になったのはごくわずかでした。聞くところによると花の時期が早く、雨が多かったのが原因のようです。
県産ノリ不作、20年ぶりに日本一逃す 読者が選ぶ佐賀県内10大ニュース 3位
2023
有明海の佐賀県産の養殖ノリが、記録的な不作となった。少雨や赤潮による栄養塩不足で色落ちするなどし、19季続いた生産量と販売額の日本一の座を兵庫県に譲った。8季続いた販売額の200億円達成も途切れた。
<西久保敏・佐賀県有明海漁協組合長インタビュー>価格上がり消費者離れ懸念
佐賀県の養殖ノリは今季、記録的な不作に見舞われた。枚数、額ともに19季続けていた日本一の座を兵庫県に譲った。県有明海漁協の西久保敏組合長に、今季の振り返りと来季に向けた対策を聞いた。
野村農相「既存の制度である程度守られている」 有明海ノリ不作巡る損失補填で
佐賀県沖の有明海の養殖ノリ不作の問題を巡り、野村哲郎農相は11日の閣議後会見で「(漁業共済などの)制度で、100%とは言わないが、ある程度守られていると理解している」と述べ、有明海特別措置法22条に基づく救済ではな…
ノリ販売枚数2000年以降最低に 10億枚の大台届かず 日本一陥落は決定的
佐賀県沖の有明海で養殖されているノリの販売枚数が今季の累計で10億枚の大台に届かず、2000年産以降で最低となることが明らかになった。
冷凍網ノリ3回目入札、枚数4割減も販売額は3割増 品薄感続き前年比4倍の高値も
佐賀県沖の有明海で養殖された冷凍網ノリの今季3回目となる入札会が17日、佐賀市の県有明海漁協で開かれた。販売枚数は前年同期比35・4%減の1億9807万枚で、販売額は同26・9%増の46億8837万円となった。
冷凍網ノリ、中部でも色落ち改善 栄養塩は必要基準に回復 佐賀県有明水産振興センター調査
佐賀県有明水産振興センターは、有明海の県沖全域で深刻化していた冷凍網ノリの色落ちに関して、東部海域だけでなく中部でも回復してきたと発表した。25日からの寒波などで川から栄養塩がもたらされたとみている。
漁協からノリ不作の現状聞く 白石町議会の産業建設委員会
有明海の佐賀県産養殖ノリが深刻な不作となっている問題で、杵島郡白石町議会(定数16)の産業建設委員会が町内の県有明海漁協3支所から色落ちや収量の現状を聞いた。支所関係者は「網を撤去した漁家もある。
養殖ノリの色落ち被害に濃淡も 水産庁が漁場視察
有明海の養殖ノリで色落ちが深刻になっていることを受け、農林水産省水産庁の担当者は16日、佐賀県内の漁場を視察した。ここ数日の雨で被害の回復傾向も見られ、地域によって色落ちに濃淡があるという認識を示した。
「色落ちの仕方が違う」 ノリ漁業者、窮状訴え 支所判断で網撤去も
佐賀県沖の有明海で養殖された秋芽ノリが不作となった問題で、2日から張り込まれた冷凍網ノリも色落ちが広がっている。12日に漁場に出た漁業者は「色落ちの仕方が今までと違う」と話し、支援を訴えた。
佐賀県産ノリ、記録的不作の恐れ 有明海、県沖全体に赤潮 秋芽の販売枚数3割減
日本一の販売量を誇る佐賀県産の養殖ノリが今季、苦戦している。
西南部ノリ不作で支援を 佐賀県有明海漁協、知事に要請
佐賀県西南部の有明海で養殖ノリの不作が深刻化している問題で、県有明海漁業協同組合の西久保敏組合長らが23日、県庁を訪れ、山口祥義知事に塩田川周辺の漁場調査と潮の流れを改善するための作澪(水路掘削)などの支援策を求め…
佐賀県産タマネギ高騰、出荷価格は例年の4~5倍 背景に北海道産の不作、中国産の輸入停止
生産者と消費者で明暗
佐賀県産タマネギの価格高騰が続いている。最大産地の北海道が不作で加工用の需要が急増したことが背景にあり、全国2位の佐賀県産は出荷価格が例年の4~5倍に跳ね上がった。
有明海西南部ノリ不作、救済求める意見書可決へ 佐賀県議会
佐賀県西南部の有明海のノリ不作を受け、県議会は17日、政府や国会に対し、有明海特措法22条に基づき漁業者への救済措置を求める意見書を、開会中の定例会に提出する方針を固めた。
「過去にない大凶作」有明海のノリの色落ち「特別な支援を」 衆院農水委で佐賀県関係国会議員
自民・古川康氏と立民・大串博志氏
佐賀県西南部の有明海で赤潮によるノリの色落ち被害が広がっている問題で、佐賀県関係の与野党議員2人が15日、衆院農林水産委員会で質問に立ち、「過去にない大凶作」として漁業者への特別な支援を政府に求めた。
<記者席>等しく「日本一」に
黄色く色落ちしたノリが付いた網や、黒いノリと色落ちノリを比較した写真。2日までの一般質問で議員2人が自作のパネルを掲げ、佐賀県西南部の有明海のノリが深刻な不作に見舞われていると訴えた。
金子農相、5日に佐賀へ来県 有明海再生で知事や漁協と意見交換
金子原二郎農林水産相が、3月5日に藤津郡太良町を訪れる日程で出張を調整していることが28日、関係者への取材で分かった。
鹿島のノリ不作、生産額最低 10億円下回る見通し 堅調な佐賀県東部と明暗
佐賀県沖の有明海の今季ノリ養殖で、鹿島市など県西南部の漁場は深刻な不作となり、県有明海漁協鹿島市支所管内の生産額が10億円を下回って過去最低になる見通しになったことが分かった。
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