スポーツ新時代
<スポーツ新時代 第2章・変わる中学部活動>(6)合同部活動 地域移行の足掛かり 学校統合も契機に
7月初め、神埼市で開かれた三養基・神埼地区中学総体剣道競技。女子団体の部で校名を「みやき」と記す垂(たれ)を着けた選手たちが登場した。
<スポーツ新時代 第2章・変わる中学部活動>(5)外部人材の活用 指導員は希少な存在 地域移行で期待高まる
「ピボットをしっかり踏め」「前を切れ、前を」。シューズと床がこすれる高音と選手のかけ声に混じって、コーチの声が響く。唐津市の佐志中体育館。放課後、男子バスケットボール部員に指示を出すのは教諭ではない。
<スポーツ新時代 第2章・変わる中学部活動>(4)改革の先行地 地域移行「進めるほど課題」 多久市、負担増など腐心
真新しい黄色のユニホームをまとった中学生が、ピッチを駆け回っていた。多久市西多久町の多目的運動広場。
<スポーツ新時代 第2章・変わる中学部活動>(3)多忙な教員 顧問就任「断れない」 やりがい、善意に限界も
校長と向かい合って座った40代の男性教諭は、自身の考えをまとめた1枚の文書を机に置いた。新年度を控えた昨年3月、佐賀県内の公立中。「部活動顧問を命じることは違法。私は顧問就任を希望していない」。
<スポーツ新時代 第2章 変わる中学部活動>(2)少子化の波 “救済措置”の合同チーム拡大 競技できる環境模索
「ナイスプレー」。唐津市の松浦河畔公園野球場で歓声が上がった。16日、地区中学総体の軟式野球の準決勝。七山中の外野手と鏡中の遊撃手のスムーズな中継で、本塁で封殺した瞬間だった。大会には、両校の合同チームで出場した。
<スポーツ新時代 第2章・変わる中学部活動>(1)総体初出場 地域クラブに大会の門戸 「地域移行」を見越して
大会の意味合いを変える一戦だった。佐賀市で23日に開かれた佐賀県中学総体のバレーボール男子初日。学校の部活動ではない地域クラブの「唐津クラブ」が、1回戦で佐賀市の大和中と対戦した。
<スポ-ツ新時代 SAGA2024へ>第1章アリーナ始動(5)識者インタビュー 大阪体育大学長・原田宗彦さん 佐賀が生み出す国スポに期待
問われる大会の意義
SAGAアリーナ建設の背景や2024年に佐賀県で開かれる国民スポーツ大会(国スポ)に向けたレガシー(遺産)について考えた通年企画「スポーツ新時代」第1章。
<スポーツ新時代 SAGA2024へ>第1章アリーナ始動(4)レガシー わがまちの競技、誕生半世紀 若楠国体後、地域に定着
一面緑のグラウンドを、スティックを持ったプレーヤーが縦横に駆ける。伊万里市の国見台球技場。昨年、土のグラウンドから人工芝に生まれ変わり、地元のクラブチームが練習で使っている。
<スポーツ新時代 SAGA2024へ>第1章アリーナ始動(3)建設ラッシュ バスケ新リーグが呼び水に 公設の佐賀、試される集客力
SAGAアリーナで21日に開かれたバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)のプレーオフ決勝第2戦。佐賀バルーナーズと長崎ヴェルカの隣県対決は、長崎県のファンも大挙して押しかけ、チケットは完売した。
<スポーツ新時代 SAGA2024へ>第1章アリーナ始動(2)「稼ぐ」施設 世界基準目指す知事の「野心」 スポーツからビジネス創出
SAGAアリーナを体感しようと集まった県民4500人の視線が山口祥義知事に注がれた。13日のオープン式典で最初に発した言葉は「感動を生み出す、そして『稼げる』アリーナにしたかった」という懸ける思い。
<スポーツ新時代 SAGA2024へ>第1章アリーナ始動(1)熱狂の空間 「する」から「見る」を形に 国スポ後見据え整備
レギュラーシーズンの平均観客数の4倍を超える5760人が詰めかけ、大声援を送った。佐賀県が新設した「SAGAアリーナ」で14日に開かれたバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)のプレーオフ準決勝第2戦。
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