さが未来路

昭和バス20路線再編、運転手不足に対応  唐津地区の大島、肥前方面など 2024年4月から

<地域と交通~さが未来路>
昭和自動車(唐津市)は、唐津地区の呼子、大島方面など20路線を再編したダイヤ改正を4月1日に実施する。運転手不足や労働規制強化の「2024年問題」に対応するため、バス運行の効率化を進める。

<地域と交通 さが未来路>多久ふれあいバス利用5.3%減

コロナ影響か、タクシーも前年割れ
多久市が運行しているコミュニティーバス(通称・ふれあいバス)の2020年度の利用者数は前年度比5・3%減の2万9717人で、現行の3路線に移行した13年度以降で初めて減少した。

<地域と交通・第4章「住民組織・NPO」>(3)透析患者自ら 通院の苦労支え合う有料鍵

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「一仕事終わった気分。病院を出るとほっとするよ」。人工透析の設備がある杵島郡内の病院。

<地域と交通・第4章「住民組織・NPO」>(1)「善意」に支えられ 交通弱者に地域目配り

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集落の細い道を進んで、1台の自家用車が民家の玄関先に止まった。10月上旬、ミカンの段々畑が広がる佐賀市大和町の川上地区の丘陵地。「いつも助かります」。

<地域と交通・第3章「事業者」>(5)JR九州 企業論理、揺らぐ公共性

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赤ペンで新聞記事に線を引いた。〈ローカル線を一企業だけで維持していくのは大変。地元の皆さんと知恵を出し合いたい〉。

<地域と交通・第3章「事業者」>(4)公営、三セク 高い公共性、利用促進模索無料鍵

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幹線道路から離れた住宅街にある佐賀市本庄町末次の停留所。近くに住む男性(90)は、川副町から1時間おきに来る佐賀駅バスセンター行きの市営バスを待っていた。

<地域と交通・第3章「事業者」>(3)タクシー業界 委託事業に活路見いだす無料鍵

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「この中の1人でもいいから、うちに来てくれないかな…」 小城市小城町に本社がある小城タクシーの松本建吾所長は、テレビを見ながらつぶやいた。

<地域と交通・第3章「事業者」>(2)乗り合いバス〈下〉 路線維持へ官民連携

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路線図を見つめながら停留所を一つずつ確かめた。「乗り合いは30年ぶりだよ」。ベテランの運転士は、慣れない交通系ICカードの読み取り機の扱いを確認した。

<地域と交通・第3章「事業者」>(1)乗り合いバス〈上〉 コロナ禍でも欠かせぬ足 運転士不足、改善見えず 

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笑顔で乗車する高校生たちの姿が消えていた。早朝の唐津市のバスセンター。新型コロナウイルスの感染を防ぐため、佐賀県内の学校はしばらく休校しており、5月中旬までこの光景は続いた。

「昭和バス」ありがとう、運行終了でメッセージボード 佐賀市富士町

<地域と交通・さが未来路>住民「人生の一部」
昭和自動車(唐津市)の路線バス再編で、佐賀市富士町の一部の地区では「昭和バス」の運行が3月31日で終了した。

<地域と交通・さが未来路>富士と三瀬で運行終了式 地域バスに移行

昭和自動車(唐津市)の路線バス再編に伴う運行終了式が31日、佐賀市の富士町と三瀬村で開かれた。4月1日から運行するコミュニティーバスも紹介され、地域で移動手段を守っていくことを確認した。

<地域と交通・第2章「自治体」>(6)苦戦する代替バス ニーズ探るも「最適解」遠く有料鍵

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武雄温泉の楼門や伊万里梨、川古の大楠を車体に描いた「コミュニティーバス武雄・桃川線」のワゴン車は、伊万里市松浦町のJR筑肥線桃川駅前に広がる更地に止まった。更地の隅にあるバス停の標識は、事業者名が薄く消されていた。

<地域と交通・第2章「自治体」>(5)細る地方鉄路 収益重視の尺度に戸惑い有料鍵

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藤津郡太良町の中心部のJR多良駅に隣接するように、きれいな5階建ての集合住宅「パレットたら」がある。町が定住促進を掲げて2年前に完成させた。家族向けの3LDKの間取りで、子育て世代に人気の対面式キッチンも売りだ。

<地域と交通・第2章「自治体」>(4)限られた財源、人材 住民ニーズと職員向き合う有料鍵

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電話予約で聞き取った行き先などをパソコンに入力すると、自動的に利用者の自宅が走行ルートに組み込まれた。三養基郡上峰町の予約型乗り合いタクシーの運行を調整するオペレーター室。

<地域と交通・第2章「自治体」>(3)まちづくりの手段 地域の足「定住に不可欠」有料鍵

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のどかな農村部の集落にタクシーが到着し、女性(86)が自宅前で降車した。「安くて便利。荷物もあるので家の前に来てもらえて助かる」。杵島郡白石町の乗り合い型コミュニティータクシー「いこカー」で買い物に出掛けていた。

<地域と交通・第2章「自治体」>(2)膨張する負担 補助切られ、財源確保苦心有料鍵

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小城市は、2019年度の地域交通関連事業費で、バス停標識の購入を見送った。予備を5基分備蓄しており、破損があれば部品だけを取り替える。

<地域と交通・第2章「自治体」>(1)政策基本法の現場 あるべき“まちの足”は有料鍵

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マイクロバスは杵島郡大町町を横断する国道34号を東に進んだ。2月初旬、佐賀県内各市町の地域公共交通の担当職員ら30人弱が集まった県主催の研修会。午前中に1時間半かけて町内の交通事情を視察した。

「中心街離れれば交通難民」 「バス問題」報道読者の声有料鍵

<地域と交通 さが未来路>「行政間で温度差」指摘も
佐賀県の公共交通の現状と課題を追う通年企画「地域と交通」。1月中旬に掲載した第1章「住民」では、昭和自動車のバス路線再編に揺れる佐賀市富士町の住民にスポットを当て、6回にわたり公共交通との関わりを紹介した。

昭和自動車、4月のバス再編周知 県内26路線

<地域と交通 さが未来路>
佐賀県内26路線の路線バスの見直しを4月に計画している昭和自動車(唐津市)は1日、再編対象になる佐賀、神埼、小城、多久、武雄の5市のバス停に通知書を張り出す作業を始めた。

<地域と交通・第1章「住民」>(6)「新たな足」確保 のしかかる公金負担

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昭和自動車(唐津市)が町内14路線を含む計26路線の運行の見直しを明らかにしたことを受け、佐賀市は住民らによる町公共交通検討会議を昨年4月に立ち上げた。
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