若手社員インタビュー
どう伝えればいいのか…。自らに問い続ける貴重な体験
樋口絢乃 編集局デジタル報道部(神埼市郡担当)(2022年4月入社)

Q: どのような仕事が印象に残っていますか?
A: 司法担当だった1年目に殺人事件の取材をしたことです。毎日片道1時間かけて現場に通い、人に話を聞きながら情報を集めました。容疑者が「特定少年」という複雑な事件で、報道機関の意義も考えながら取材する貴重な経験になりました。
Q: 取材前にどのような準備をしていますか?
A: 興味・関心が増え、勉強熱心になったところに成長を実感しています。行政が進める事業、スポーツのルール、国策課題の背景など、取材前には念入りに下調べをしています。この過程で、幅広い知識を身につけることができます。
Q: プライベートも充実できるのでしょうか?
A: プライベートの充実も大切にできます。私は「推し」のライブに行くのが楽しみで、昨年は東京や大阪へも遠征しました。貯金をして韓国旅行も計画中です。
Q: 佐賀新聞社での仕事の魅力は?
A: 地元紙ならではの魅力は、たくさんの人に自分の記事が伝わると実感できるところです。全国紙やブロック紙と違って佐賀県内にいる記者が多い分、幅広く丁寧に取材ができます。担当しているエリアの学校の取材に行くと、自分の署名が入った記事が廊下にずらりと並んでいるので、とてもうれしく感じます。

Q: 取材の際、サポートはありますか?
A: 取材自体は一人ですることがほとんどなので、現場での判断力も求められます。しかし、経験豊富な先輩方が丁寧にアドバイスをくださるので、それをもとに取材に臨むことができます。