中島義彦
論説委員会・論説委員
中島義彦 なかしま・よしひこ

中島義彦記者の記事一覧

高齢者をカモにするサギ

人気演芸番組の「笑点」で『ざんねんないきもの事典』に絡め、「残念な鳥とは?」というお題が出たことがある。

谷口緑さんをしのぶ

漢詩をあしらった久留米絣(がすり)のドレス「蘭亭」や数々のトロフィーはデザイナーとしての輝かしい実績を伝える。

不老不死の手段

秦の始皇帝の命を受け、「不老不死」の薬を探して旅に出たとされる徐福は、佐賀をはじめ各地に伝説を残す。それから約2200年。

学ぶ意義

公開中の映画「35年目のラブレター」は貧しい家庭に生まれ、小学校を卒業しなかった男性が主人公。彼は退職後、60代で夜間中学校に通い始める◆読み書きは勉学の基礎。

食管法廃止から30年 農業は競争より共存を

昨夏に起きた「令和の米騒動」は、今年3月の政府備蓄米放出を受けても収まる気配がない。米価高騰は家計に響くものの、農家にとってはこれが「適正価格」かもしれない。

トランプ関税

今年の流行語大賞はこれで決まりかも。最近のニュースにそう思う。「トランプ関税」である。

ゴレンジャー

ウルトラマン、仮面ライダー、ミラーマン…。小学生の頃、悪と戦うヒーローがきら星のごとくテレビに登場した。その中で好きだった番組の一つが「ゴレンジャー」だ。

韓国大統領の罷免に思う

世の中にはたくさんの種類の「力」がある。その中で厄介と思う力が「権力」だ。体力や筋力は自分で育てられるが、権力は簡単には手に入らない。

地名の表記

テレビで時々、聞き慣れないカタカナを耳にする。

毎日がスタートライン

高校時代、同級生が「パンチDEデート」というテレビ番組に出た。振り返ればその勇気と行動力は若さが生み出したのだと思うが、大学時代の同学年の下宿仲間が今年2月、NHKの「のど自慢」に出場した。

必要な土地の広さ

トルストイに『人にはどれほどの土地がいるか』という短編小説がある。主人公は農民の男。彼は広い土地を探し、ある村を訪れる。

桜の開花宣言

春分の日を過ぎてから急に暖かくなった。わが家には早くもツバメが姿を現した。春の訪れはうれしいけれど、季節の巡りはますます速さを増す気がする◆きのう、県内に桜の開花宣言が出た。

それぞれの走る意味

好きな映画の一つに1994年公開の「フォレスト・ガンプ」がある。主人公は一見風変わりな代わりに類いまれな走力と純真な心を持つ。物語の終盤、彼はふらりと家を飛び出し、走り始める。

力作ぞろいの食育標語

外食の時、すてきな陶磁器が使われていると窯印を見てしまう。和食は見た目の美しさも魅力の一つ。家庭では自分専用のご飯茶わんや箸が決まっている。家族それぞれにこだわりがあるようだ。

地下鉄サリン事件から30年

人の本性は善とする「性善説」と、人の本性は悪とする「性悪説」がある。

「ライバ―」の悲哀

テレビの刑事ドラマで最近、「ライバー」と呼ばれる人がいることを知った。認知度が高まってきた「ユーチューバー」との違いは動画を編集せず、生放送すること。

お金の生かし方

「お金」って難しい。きのうの本紙で三つの記事に考えさせられた。一つは生活保護の基準額を巡る裁判。

楽になった医療費控除

加齢とともに医療機関にお世話になることが増えた。内科、眼科、皮膚科、歯科、リハビリ科…。気づけば五つも定期受診している。

待ち合わせ場所

初めて東京を訪れた学生時代、友人と待ち合わせた場所は新宿駅東口だった。目印はバラエティー番組の「笑っていいとも」が大型画面に映る「新宿アルタ」。

半世紀迎えた国際女性デー もう一度男性の意識改革を

今年は「ジェンダー平等」の節目の年といわれる。国連が1975年、3月8日を「国際女性デー」と制定してから50年。日本が85年、国連の「女子差別撤廃条約」に批准してから40年になる。
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