盆休みの豪雨被害から1年
「夏の甲子園」できのう、県代表の有田工業高は惜敗した。いい試合だった。勝つのはやはり難しい。あと一歩、もう一歩の悔しさは後輩に引き継がれ、伝統の力がはぐくまれていく。
魂がこもる音の応援
熱戦が続く甲子園球場。今年は3年ぶりに一般観客の入場が認められ、「夏が戻ってきた」とスタンドで喜んでいる高校野球ファンは多いだろう。筆者はテレビを見ながら、「ああ、この音も戻ってきた」と感じている。
「道」への思い入れ
誰が言ったか定かでないが、聞き覚えのある言葉は多い。例えば「子ども叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」。この言葉には続きがある。
コルチャック先生の信念
ドイツやロシアなどの強国に挟まれたポーランドは分割と統合を繰り返し、一時は国が滅亡した悲しい歴史を持つ。悲惨な戦争で犠牲になるのは、いつの時代も子どもたち。
数字の価値
数字はたくさんの意味を持つ。スポーツは特にそう。さまざまな数字に価値があり、上手下手の目安にもなる。ゴルフでは、100を切る2桁が一つの目標。逆に、ボウリングでは100点超えの3桁が最低限の目標。
拓郎さんで思い出す「ああ青春」
高校時代の夏休み、サッカー部の仲間と長崎県の壱岐へキャンプに行った。部のOBが引率してくれた。飯ごう炊さんの夕食を終え、沖合に見えるイカ釣り漁船の明かりが美しい砂浜でのひととき。
映画館の意義
昨夏公開された映画「キネマの神様」は山田洋次監督が原田マハさんの同名小説を脚色した。主人公は若い頃映画製作に携わり、現在はギャンブルとお酒で身を崩した男性。
地方鉄道の未来を考えよう
NHKの朝ドラ「ちむどんどん」で、主人公の故郷、沖縄・やんばるに「共同売店」が何度も登場する。
104年ぶりの偉業はお預け
点を取り合う球技を見ながら思うことがある。点を取られなければ負けない。でも、点を取らなければ勝てない。どちらがより大事だろうと◆きのうの米大リーグ。大谷翔平選手は「1番投手兼指名打者」で先発。
「厚み」のある夏に
時間は目に見えないし、触ることもできないが、振り返ると確かな質量や「厚み」があったと思える時間がある。
羽生さんの決意
リチャード・バックの小説『かもめのジョナサン』は、餌をとるために飛ぶのではなく、飛ぶこと自体に意味を見つけようとした1羽のカモメが主人公。スピードの限界に挑戦し、上空から急降下する練習を繰り返す。
高見山の優勝から半世紀
大相撲名古屋場所、高校野球佐賀大会と、夏のスポーツが熱い。大相撲に関心を持ち始めたのは小学高学年の頃。当時は北の湖と輪島が横綱を張り、大関は貴ノ花と魁傑かいけつだった。
19年ぶりの再会
19年前、谷口緑さんを取材したことがある。佐賀の服飾文化をリードしてきた佐賀市のデザイナーだ◆谷口さんは1925年生まれ。
残業削減に必要なこと
甥(おい)の子どもは2歳半。かわいい盛りだ。甥も父親ぶりが板についてきた◆佐賀市の男性職員の育休取得率が2021年度は62・5%と過去最高になった。
選挙で吹く風
記憶に残る国政選挙の取材が二つある。一つは2005年夏の衆院選。郵政民営化に反対した自民現職の選挙区に小泉純一郎首相が“刺客”候補を送り、自民が記録的な勝利を収めた選挙だ。
林住期を生きる
先月、映画「トップガン」を見た。36年前の続編である。主演のトム・クルーズさん(60)は変わらず格好いい。現場にこだわり、若い人の見本となる。
サラダ記念日
きょうは「サラダ記念日」。歌人の俵万智さんを有名にした一首〈「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日〉にちなむ。この歌集が出版されたのは1987年。
干天の慈雨を願い
きのう、携帯電話がつながらずに困った。加入する携帯電話会社の通信障害だった。当たり前に映る日常は意外にもろい。
九州唯一の地方競馬
スマホのアプリで若者に人気の「ウマ娘」は擬人化した競走馬を育成し、レースで競うゲーム。アニメや漫画にも展開されている。漫画の主人公は「オグリキャップ」がモデル。
「最短の梅雨明け」に思う
「湯水のごとくお金を使う」という言葉がある。浪費、無駄遣いとも解釈される。わが身を振り返ると、惜しげもなく水を使っている気はする。日本の平均降雨日数は年間90日程度とされ、4日に1回は雨が降る計算。
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