デスクノート 選挙の行方
壁掛けのホワイトボードに、大統領選の日程表が貼られていた。在日本大韓民国民団の佐賀市の事務所。「5月下旬に在外投票がある。福岡の総領事館に行くよ」。70代に差しかかる、知り合いの在日コリアンの男性が教えてくれた。
<ろんだん佐賀>スクールバス置き去り事故 親子でもしも想定の訓練を
航空保安研究者 平川登紀さん
今月、東京と福島で小学生がスクールバスに置き去りにされるという事故が発生しました。このニュースを耳にして、多くの方が過去の痛ましい事故を思い出されたのではないでしょうか。
「犬派」「猫派」の価値
わがままで、気まぐれで、ひとの気持ちなどお構いなし。こんな隣人がいたら、誰だって頭にくる。
記者日記 光の当て方
「思い描いていた風景だよ」。唐津市鎮西町で地域おこしに長年取り組む男性が目を細めた。3月の名護屋城大茶会。4回目にしてようやく天気に恵まれ、多くの人が城跡を訪ねた。 特に人気歴史学者3人のトークは盛況だった。
国は複合災害に対応を
原発事故が起きた際の避難について、原発がある地元と国の考えにずれが生じている。最大の課題は地震被害などによる複合災害だ。
高齢者をカモにするサギ
人気演芸番組の「笑点」で『ざんねんないきもの事典』に絡め、「残念な鳥とは?」というお題が出たことがある。
記者日記 戦後80年企画
今年は戦後80年。1月から、この「オピニオン面」でも大型企画が次々と始まった。
日米関税交渉 重層的に協議し進展させよ
トランプ米大統領の関税政策を巡る日米交渉が始まった。米側の関心は貿易から防衛費まで幅広い。閣僚級を軸に重層的に折衝を重ね、妥結への意欲を後退させないことが肝要だ。
孤独な旅人
米国にも俳句をたしなむ人はいるらしい。いちばん親しまれているのは、やはり松尾芭蕉かと思えば、さにあらず。種田山頭火だという。
記者日記 静かな熱意
「ちょっと待ってください」。進行は予定より少し遅れていたが、スクリーンのそばに立つ手話通訳の男性が、講師に小声で小休止を求めた。受講者全員がペンを止めて顔を上げるのを確認し、丁寧に情報を伝える。
<まつらノート>いただきます
今週初め、農産物直売所の棚にはワラビにフキ、葉ワサビもあった。〈石(いわ)走る垂水(たるみ)の上のさわらびの萌(も)え出(い)づる春になりにけるかも〉(志貴皇子)。
分かったような気持ち
ひとの身の上話や悩みごとを聞いて、「分かる、分かる」と相づちを打つことがある。相手の抱えているものが重ければ重いほど、語気を強めて。
情プラ法施行 SNS利用見つめ直す契機に
進学などで新生活が始まった4月は、未成年者が初めてスマートフォンなどを手にする時期。インターネット上の違法・有害情報が社会問題となる中、情報流通プラットフォーム対処法(情プラ法)が1日、施行された。
記者日記 個性豊かな佐賀のプリン
毎週金曜日に掲載しているフライデートレンドで、今年1月から「プリン県さが」のコーナーを担当している。
谷口緑さんをしのぶ
漢詩をあしらった久留米絣(がすり)のドレス「蘭亭」や数々のトロフィーはデザイナーとしての輝かしい実績を伝える。一方で、「緑ドレメ」の愛称で親しまれた「緑ドレスメーカー服飾専門学校」の創設者としても知られる。
記者日記 新しいことにチャレンジ
注目され続けている生成AI(人工知能)。文章を入力して指示すると、それに沿った回答や内容が瞬時に複数生成される。誤りもあるが、欠点を補って余りある性能を実感し、日常生活でも使うようになった。
企業・団体献金 温存は改革と呼べない
論議の出発点は、企業・団体献金が政策をゆがめているのではないかという疑念である。現行制度を温存し、小手先の見直しで済ませるならば、政治改革とは呼べない。
何をのこすか…
昭和の二枚目スター長谷川一夫は晩年、40年近く連れ添った妻に先立たれた。
六角川流域水害対策計画 事業スピード化と流域の連携を
特定都市河川に指定された六角川流域の武雄、嬉野両市と佐賀県、国土交通省武雄河川事務所などで構成する六角川流域水害対策協議会は3月24日、水害対策計画案と行動計画案を了承し各機関のホームページなどで公表した。
不老不死の手段
秦の始皇帝の命を受け、「不老不死」の薬を探して旅に出たとされる徐福は、佐賀をはじめ各地に伝説を残す。それから約2200年。
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