佐賀バルーンフェスタ、今年は127機参加
「2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は31日~11月4日、佐賀市の嘉瀬川河川敷を主会場に開かれる。15の国と地域から参加する127機が「空はひとつ。感動は、人の数だけ。」をテーマに佐賀の秋空を彩り、さまざまな競技に挑む。
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アメリカや韓国など14の国と地域から来日する28機と国内から合わせて128機が参加予定。競技飛行は「第37回パシフィック・カップ」「第40回熱気球日本選手権」「2024熱気球ホンダグランプリ第3戦」があり、国内外の選手が一流の技を駆使し、競い合う。
バルーンの大きさやバーナーの音を近くで感じることができる「バルーンファンタジア」や、バーナーの炎が夜空を照らす「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)」も開催。佐賀の特産品やグルメが一堂に会する「うまかもん市場」やステージイベントなど多彩な催しもあり、大会を盛り上げる。

競技飛行は、国内外の選手が参加する「第37回パシフィック・カップ」、日本一を決める「第40回熱気球日本選手権」、日本各地を転戦する「2024熱気球ホンダグランプリ第3戦」の3部門が行われる。5日間の競技飛行は連日、午前7時と午後3時の2回実施し、最終日は午前だけ行う。パシフィック・カップには70機が出場し、このうち40機が日本選手権、30機がホンダグランプリに臨む。競技では地上に設定されたターゲットに向かって飛行し、投下したマーカーからの距離などを競う。
公式練習は10月30日午前7時から。同日午後6時半からは、「サガ・ライトファンタジー」の会場で恒例の前夜祭が実施される。通り沿いの街路樹には電飾が施され、街なかをきらびやかな明かりで照らす。
気球を間近で見られる「バルーンファンタジア」は、10機の変形気球を含む個性豊かな17機がずらりと並ぶ。緑色の恐竜の「Baby Dino Tropsy(ベビー・ディーノ・トロプシー)」は、ドイツから初参加。1日は「ヤクルトキッズデー」が開かれ、子どもたちがバルーンの球皮に直接触り、地上で膨らませた気球内に入ることができる。
3、4の両日は、午後6時半から「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)」が実施される。暗闇の中でバーナーの炎が河川敷に並ぶバルーンを赤く輝かせ、音楽とともに幻想的な光景が広がる。
ウェブ配信が行われる予定で、競技や会場の様子を見ることができる。主会場は、佐賀の特産物などが並ぶ「うまかもん市場」でにぎわう。ステージでは音楽イベントなどが開催され、4日午後0時半からは木原慶吾&スピリッツがナビゲーターを務める「MUSIC CAMP 2024」があり、会場を盛り上げる。

