行政・社会

記者日記 8時10分前 

驚いた。「8時10分前」を「7時50分」ではなく、「8時10分直前」や「8時1~10分」と思う人が少なからずいるそうだ。テレビニュースやネットで話題になった。

デスクノート 最初の方言辞典有料鍵

てっきり、佐賀弁の豊かさが注目されたのだと思ったが、これは見込み違いだった。明治35(1902)年、全国で初めて出版された方言辞典「佐賀県方言辞典」のことだ。

デスクノート 世紀を超えて有料鍵

パリ五輪の開幕が近づいた。前回のパリ大会が開催された100年前、1924(大正13)年の佐賀新聞をデータベースで繰ると、4ページの限られた紙面に政治や外交、農業、事件・事故の記事が、びっしり詰め込まれていた。

記者日記 違うアプローチ有料鍵

「CO2は地球温暖化の主たる原因。でも、大気中に散らばっているCO2を集める技術があれば、資源にもなるんですよ」。難解な最新技術についての取材になると身構えていたが、目指す方向性はシンプルで分かりやすかった。

<記者席>議場の空気 佐賀県議会 県立大構想有料鍵

一般質問のある日は朝、登壇する議員の質問要旨が記者に配られる。要旨がそのまま読まれることはあまりない。議員は、その時々の関心や出来事を前口上で述べることがある。議場の重い空気が和らぐこともある。

<記者席>投じられた一石の行方 玄海町 核のごみ文献調査有料鍵

「議論に一石を投じたい」。原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向け、文献調査を受け入れた玄海町で何度も耳にした。 調査を求める請願が町議会に出され、現場を取材した。

<観天望記>もうひとつの「季節」に有料鍵

日本には春夏秋冬に加え、もうひとつ季節がある。 俳句歳時記をひらくと、四季それぞれの部立てとは別に、「新年」の季語がひとまとまりに載っている。 「門松」「注連(しめ)飾り」、「屠蘇(とそ)」に「雑煮」…。

<まつらノート>記憶をたどる有料鍵

「こんな感じの写真、撮られていませんか?」。スマホの画像を見せ、男性が尋ねてきた。今年ではなく、記憶をたどってもらうと2016年の一コマ。

<デスクノート>「野越し」が示すもの有料鍵

堤防沿いのランニングコースに計6カ所、80センチ~2メートルのアップダウンがある。適度に体に負荷をかける場所との意識が強かった。

<デスクノート>ニュースの足音有料鍵

大きなニュースが入ったときは「号外」で対応する。最近はウェブで閲覧できる「電子号外」を発行することが多い。

記者日記 歩く習慣

1日の終わり、スマホに入れたあるアプリを見ることが習慣付いた。佐賀県が配信している歩数管理できる「SAGATOCO(サガトコ)」だ。

<記者席>演告と答弁有料鍵

佐賀県議会の開会日、山口祥義知事は演壇に立つとまずコップに水を注ぐ。議会は、知事の提案事項説明で幕を開ける。「演告」とも呼ばれ、議会に提出した予算案などの議案や県政課題について山口知事が直接、議会に説明する。

<報国の子どもたち 戦時体制の模範校>(3)教科の中に戦争色濃く 教育の方針と内実にずれも有料鍵

終戦企画・戦後78年さが
国民学校の低学年の算数に使われた教科書「カズノホン」に、3機編隊の飛行機6組が空を飛ぶ挿し絵がある。「何台飛んでいるか」と九九で解く問題。

<鳥栖両親殺人事件>「確かな事実」のための実名原則 佐賀新聞・社会面デスク山本礼史有料鍵

じっくり日曜
鳥栖両親殺害事件で「特定少年」に該当する19歳の被告の氏名は、実名報道の原則に沿って起訴時から実名報道に切り替わるケースだったといえる。

<デスクノート>魅力ある「市場」にするために有料鍵

過去最低を更新-。この1年、県内の選挙関係の記事をチェックしてきたが、毎回のように目にする文言だ。直近の県議選、鳥栖市長選、武雄市長選、知事選…。

<抄録永田町>古川政務官が環境委員会で答弁 都市計画「自治体が決めること大事」有料鍵

衆院議員の古川康国交政務官(比例九州、唐津市)が4日、衆院環境委員会で答弁に立った。都市計画のあり方について国が関与を強めるべきとの指摘に対し、自治体が責任を持って決めていくことが重要との認識を示した。

<観天望記>自分だったかもしれない

編集局に一冊の文庫本が送られてきたのは、「ロシア軍がウクライナの原発を攻撃した」という不穏な外電にフロアがざわついていた朝だった。 新刊を出した著者や出版社からの献本は珍しくないのだが、これは違っていた。

<観天望記>答案用紙に何を書くか

年とともに深刻化するものに、「あーほらほら何だっけほれあの」問題というのがある。 はやりものや有名人の名前が出かかっているのに言葉にできない。「あーほらほら何だっけ」と、ついスマホを取り出して検索してしまう。

<観天望記 編集局長・桑原昇>数字の向こうにあるもの

いま全国の家庭で、ひとり暮らしが約4割にも上るという。 昨年11月末に発表された2020年国勢調査の確定値を眺めると、ひとり暮らしは2115万1042世帯。

<観天望記 編集局長・桑原昇>「ゆうべの残り」の記憶

ドラマや芝居の中に出てくる食べ物を、業界では「消え物」と呼ぶ。
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