記者コラム
記者日記 AIネーティブになりたい
春から記者と兼業で、統合編集局内のAI(人工知能)の利用推進を担うことになった。社内では昨年8月に製作した「AI佐賀新聞」をはじめ、取材音声の文字起こしなど、徐々に活用が進んでいる。
記者日記 仕事のやり方
「もう記者いらなくなりますね」。そんな感想が知人の口をついた。グーグルが提供する、記事作成に特化したAIサービスを話題にした時だった。 記者の仕事で何に時間を取られるか。代表的なものの一つが議会取材だ。
<まつらノート>いずれ唐津も
少し前の話で恐縮だが、今年1月に「二十歳の祝典(旧成人式)」の会場を2カ所回った。今月の「高峰(こうほう)小の開校式」の取材で思い起こした。 祝典取材の1カ所目は呼子公民館。
記者日記 新薬
仕事を終えて帰ると、遅い時間にもかかわらず、いつも出迎えてくれる「存在」がいる。わが家で飼っている愛猫だ。“先代”の猫は病気で他界し、もうすぐ迎えて2年になるこの雄猫は元気に長生きしてもらいたいと思う。
記者日記 親孝行
「30歳になって、これだけ応援されている姿を父にも見せたかったですね」。バスケットボール男子・Bリーグ1部(B1)西地区の佐賀バルーナーズを創設期から支える井上諒汰選手が、試合後の会見で口にした言葉だ。
デスクノート 選挙の行方
壁掛けのホワイトボードに、大統領選の日程表が貼られていた。在日本大韓民国民団の佐賀市の事務所。「5月下旬に在外投票がある。福岡の総領事館に行くよ」。70代に差しかかる、知り合いの在日コリアンの男性が教えてくれた。
記者日記 光の当て方
「思い描いていた風景だよ」。唐津市鎮西町で地域おこしに長年取り組む男性が目を細めた。3月の名護屋城大茶会。4回目にしてようやく天気に恵まれ、多くの人が城跡を訪ねた。 特に人気歴史学者3人のトークは盛況だった。
記者日記 戦後80年企画
今年は戦後80年。1月から、この「オピニオン面」でも大型企画が次々と始まった。
記者日記 静かな熱意
「ちょっと待ってください」。進行は予定より少し遅れていたが、スクリーンのそばに立つ手話通訳の男性が、講師に小声で小休止を求めた。受講者全員がペンを止めて顔を上げるのを確認し、丁寧に情報を伝える。
<まつらノート>いただきます
今週初め、農産物直売所の棚にはワラビにフキ、葉ワサビもあった。〈石(いわ)走る垂水(たるみ)の上のさわらびの萌(も)え出(い)づる春になりにけるかも〉(志貴皇子)。
記者日記 個性豊かな佐賀のプリン
毎週金曜日に掲載しているフライデートレンドで、今年1月から「プリン県さが」のコーナーを担当している。
記者日記 新しいことにチャレンジ
注目され続けている生成AI(人工知能)。文章を入力して指示すると、それに沿った回答や内容が瞬時に複数生成される。誤りもあるが、欠点を補って余りある性能を実感し、日常生活でも使うようになった。
デスクノート かくしごと
4月から編集局はメディア局と併せて「統合編集局」となった。配属された新人記者2人は研修の真っ最中。記者の心構えなどを話していると、地元テレビ局の先輩記者から言われた言葉を思い出した。
記者日記 納得の一枚のために
ブルーシートの奥にある機体を捉えようと、ファインダー越しに目を凝らした。長崎県・壱岐島沖で起きた医療搬送用ヘリコプター事故の機体が10日、唐津市の唐津港に陸揚げされた。
記者日記 歴史的初勝利
野球の独立リーグ「九州アジアリーグ」に昨年から参戦する「佐賀アジアドリームズ」が、3月31日の試合で初勝利を挙げた。昨年は16戦全敗で、待ちに待った公式戦初白星。球団ホームページには“歴史的初勝利”の文字が躍った。
記者日記 残らない歴史
5日付から始まった戦争体験者らへの聞き書き企画「つなぐ 戦後80年さが」。1945(昭和20)年に学徒動員として佐賀市の紡績工場で働いた白濱スエノさん(95)を取材した。
<まつらノート>コスメの新たな波
3月下旬、唐津市に進出する企業などの協定締結式の取材が続いた。特に目立ったのは化粧品関連。産学官組織「ジャパン・コスメティックセンター」の設立から10年以上がたち、新たな波が来ていると感じる。
記者日記 身近なアートに思いをはせて
55年ぶりとなる大阪・関西万博が、13日から開幕する。前回の大阪万博のシンボルだった「太陽の塔」は、「芸術は爆発だ」のテレビCMでも一世を風靡(ふうび)した芸術家岡本太郎(1911~96年)の代表作だ。
記者日記 取材の現場
吉野ヶ里町の元課長が昨年11月に死亡した経緯に関し、伊東健吾町長によるパワハラの有無などを調査するよう求める要望書が4日、町区長会長から町議会の議長に提出された。
第2の人生 元プロ野球・横浜DeNAベイスターズ所属 北方悠誠さん
スポーツコラム・スポットライト
スポーツコラム「スポットライト」では、記者が取材現場で出会った選手や指導者らのエピソードなどを紹介します。随時掲載します。
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