諫早湾干拓問題
国営諫早湾干拓・潮受け堤防に関連したニュースや、連載、特集をまとめています。

有明海、八代海の再生を要望 佐賀、福岡、長崎、熊本の沿岸4県漁業団体が江藤拓農林水産大臣に

佐賀、福岡、長崎、熊本の有明海4県の漁業団体は14日、江藤拓農林水産相に、有明海と八代海の再生に向けた要望書を提出した。漁場環境の改善対策や環境調査など、継続的な国の取り組みを求めた。

「諫早湾再生に開門必要」漁業者が窮状語る シンポジウム、佐賀市で開催

有明海再生について考えるシンポジウムが13日、佐賀市のメートプラザ佐賀で開かれた。国営諫早湾干拓事業(長崎県)を念頭に、漁業の被害や窮状を当事者が訴え、再生には潮受け堤防の開門が必要との考えを強調した。

佐賀県政2025年展望 諫早湾・有明海再生、新幹線長崎ルート、玄海原発、県立大構想… 佐賀県が抱える4つの課題有料鍵

山口祥義知事3期目の3年目となる2025年。国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防を巡る問題では、10年間で100億円規模に上る新たな事業が創設され、動きが具体化する。

有明海再生交付金 佐賀県知事「国や漁協と連携」 開門訴訟当事者「回復の兆しない」有料鍵

諫早湾干拓事業の開門問題を巡り、国は開門しないことを前提に今後10年で100億円規模の予算を確保して有明海再生を目指す方針を示した。地方負担は生じない形となった。

<有明海再生>加速化対策予算10年で100億円 農相「漁業者の手取り増につなげる」 予算確保の意義強調有料鍵

国営諫早湾干拓事業の排水門を開門せずに有明海再生を目指す農林水産省の支援事業に関し、江藤拓農相は24日の閣議後会見で「10年で100億円使い、漁業者の手取りが増えることにつながれば」と漁場資源回復に意欲を示した。

諫早湾「非開門」前提の有明海再生事業、10年で100億円 政府25年度予算案計上へ 原則、地方負担なし有料鍵

国営諫早湾干拓事業の排水門を開門せずに有明海再生を目指すとした農林水産省の支援事業に関し、政府が2025年度当初予算案に10億円を計上する方針を固めたことが22日、関係者への取材で分かった。

<諫早湾干拓>非開門前提の有明海再生事業 山口祥義知事「地方負担考えられない」 農林水産省をけん制有料鍵

国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防を開門せず基金で有明海再生を目指すとした農林水産省の支援事業に関し、佐賀県の山口祥義知事は23日の定例会見で、国が地方負担を求めているとの報道を受け、「考えられないし、そんな話はきっと…

<諫早湾干拓>「非開門前提の基金事業」金額示さず要求へ 2025年度予算で農林水産省有料鍵

国営諫早湾干拓事業の開門問題を巡り、農林水産省は2025年度予算の概算要求で、開門せず基金で有明海再生を目指す政府方針に基づく支援事業について、金額を示さない「事項要求」とする方針を固めた。

<諫早湾干拓>「国は前提を付けず話し合いを」 漁民ネットが声明有料鍵

国営諫早湾干拓事業(長崎県)を巡り、開門を求める漁業者らでつくるNGO団体「有明海漁民・市民ネットワーク」は18日、国が有明海再生に向けた協議への参加条件に「開門請求権の放棄」を課したことに対し、「前提を付けずに話…

<諫早湾干拓>農相「裁判を受ける権利奪う意図ない」 協議へ参加条件で有料鍵

国営諫早湾干拓事業(長崎県)を巡り、坂本哲志農林水産相は4日、潮受け堤防排水門の開門を求めている漁業者らを対象にした1日の説明会で、有明海再生に向けた協議への参加条件に「開門請求権の放棄」を課したことについて、「平…

<諫早湾干拓>制裁金、確定判決従わず強制執行 4年にわたり支払い 国「裁判ではなく話し合い」有料鍵

国営諫早湾干拓事業(長崎県)の訴訟を巡り、国は潮受け堤防排水門の開門を求める漁業者側に間接強制金(制裁金)の返還を求めない方針を初めて示した。

<諫早湾干拓事業>漁業者「欲しいのは結果」 国の有明海再生策に不満有料鍵

国営諫早湾干拓事業を巡る「開門せず」の最高裁決定から1年3カ月。1日、国が初めてセットした開門派漁業者への説明会。

<諫早湾干拓事業>開門放棄が協議の条件 農水省、漁業者に説明会有料鍵

国営諫早湾干拓事業(長崎県)を巡り、農林水産省は1日、潮受け堤防排水門の開門を求めている漁業者らを対象にした説明会を開いた。

有明海再生の「加速化対策」、予算化へ 坂本農相が表明 漁場環境改善や新技術導入支援など有料鍵

坂本哲志農林水産相は14日、有明海再生の取り組みに関し、新たに「加速化対策」として災害リスクに対応した漁場環境の改善や、新技術の導入支援を事業化する方針を明らかにした。具体的な事業メニューに言及したのは初めて。

<諫早湾干拓>「話し合いの場」設置へ農水省が説明会 6月1日に雲仙市で

国営諫早湾干拓事業(長崎県)を巡り、農林水産省は、潮受け堤防排水門の非開門を前提に有明海再生を目指すとした農相談話の趣旨について話す説明会を6月1日に長崎県雲仙市で開く。開門を巡る訴訟の原告弁護団が明らかにした。

坂本哲志農林水産相が佐賀県視察「有明海再生、加速化させる」有料鍵

坂本哲志農林水産相(衆院・熊本3区)が12日、佐賀、長崎両県を訪れ、有明海再生の取り組みを視察した。

諫早湾視察で坂本農相「議論踏まえ、開門派の意見聞く場も」有料鍵

農林水産省は10日、坂本哲志農林水産相が12日に佐賀、長崎の両県に出張し、有明海再生の取り組み状況や国営諫早湾干拓を視察すると発表した。

坂本農相 5月12日来佐へ 有明海再生や諫早湾干拓事業を視察

国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)を巡り、坂本哲志農林水産相が12日に佐賀、長崎の両県に出張する日程で調整していることが8日、関係者への取材で分かった。

<有明海再生>政府、基金創設の明言避ける 大串氏の質問に答弁

国営諫早湾干拓事業を巡り、政府は「基金によるかにかかわらず、有明海再生の取り組みを進める」とする答弁書を16日付で閣議決定した。

<科学の目で見る「宝の海」異変>(4)「閉め切り後」生息数減少 諫早湾干拓事業開門調査有料鍵

佐藤慎一・静岡大教授「有明海奥部のベントス群衆の経年変化」
国営諫早湾干拓事業では1997年4月に潮受け堤防排水門が閉め切られた。2カ月後には有明海奥部で大規模な貧酸素水塊が確認された。
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