経済
【独自】米産コメ輸入増へ6万トン枠
政府、既存制度で譲歩検討
日米関税交渉で、政府が米国産のコメの輸入を増やす方向で検討していることが22日、分かった。
米関税強化で金融リスク拡大
IMF報告、株価変動
【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は22日、最新の世界金融安定報告を公表した。トランプ米政権による関税強化で株価や通貨、債券価格の変動が大きくなり、世界的に金融リスクが拡大しているとの見方を示した。
NY円、140円台前半
【ニューヨーク共同】22日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午前8時40分現在、前日比45銭円高ドル安の1ドル=140円38~48銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・1468~78ドル、161円08~18銭。
世界成長率2・8%に下方修正
25年予測、米関税強化が影響
【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は22日、2025年の世界全体の実質成長率を2・8%とする最新の世界経済見通しを公表した。
データ破損で車両誤判定
中日本高速のETC障害
中日本高速道路は22日、東名高速道路などで今月上旬に起きた自動料金収受システム(ETC)障害の原因が、システムの改修で起きたデータの破損だったと発表した。
日米で金価格が最高値
NY一時3500ドル超
【ニューヨーク、東京共同】連休明け21日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は大幅反発し、取引の中心となる6月渡しが連休前の17日と比べて96・90ドル高の1オンス=3425・30ドルで取引を終えた。
日野と三菱ふそう経営統合合意へ
国内商用車メーカー再編
商用車大手の日野自動車と三菱ふそうトラック・バスが、経営統合の最終合意に向けて調整に入ったことが22日、分かった。脱炭素化やドライバー不足解消に向けて、かさむ開発費などを効率化する狙いがある。
「ダボス会議」の会長辞任
スイスのシンクタンク
【ローマ共同】世界の政財界のリーダーが集まる「ダボス会議」の主催で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)は21日、創設者シュワブ氏(87)の会長職辞任を発表した。
マツダ、正社員500人転職募集
事務職の50代以上、割増退職金
マツダは22日、事務職などで働く50代以上の正社員500人を対象に、転職希望者を募集すると発表した。社外への再就職を支援する制度を導入し、退職金を割り増して生涯年収の落ち込みを抑える。
円上昇、一時139円台
約7カ月ぶりの円高ドル安水準
22日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=139円台を付けた。昨年9月中旬以来、約7カ月ぶりの円高ドル安水準。
資産残高29年までに500億円
証券2社出資のMiRaI
みずほ証券と楽天証券が共同出資し、資産に関するコンサルティングを手がける「MiRaI(ミライ)ウェルス・パートナーズ」(東京)の進藤正毅社長(58)は22日までに共同通信のインタビューに応じ、2029年までに預かり…
韓国、日本へコメ22トン輸出
価格高騰受け
【ソウル共同】日本のコメ価格高騰を受け、韓国が日本へコメ計22トンを輸出することが22日、韓国農協への取材で分かった。3月末に2トンを輸出したのに続き、5月以降に2度に分けて20トン輸出する予定という。
新エルグランドを26年度に発売
日産、16年ぶり全面改良
日産自動車は22日、新型の大型ミニバン「エルグランド」を2026年度に発売すると発表した。16年ぶりの全面改良となる。価格や車のサイズなど詳細は25年度後半に公表する予定。車体の輪郭が分かる画像も同時に公開した。
トランプ関税、賃上げに水差す
経団連会長が懸念示す
経団連の十倉雅和会長は22日に東京都内で開いた定例記者会見で、トランプ米政権の高関税政策が国内の賃上げ機運に水を差している可能性があると懸念を示した。
太平洋のサバ、漁獲枠6割減へ
水産庁、資源管理に課題
水産庁は22日、太平洋側に生息するサバ類について、2025年漁期(7月~26年6月)の漁獲枠を24年漁期から6割削減して13万9千トンとする案を漁業関係者に示した。
英ウェイブ、横浜に新拠点
公道で自動運転AI強化
人工知能(AI)を活用した自動運転技術を手がける英新興企業ウェイブ・テクノロジーズは22日、横浜市内に新たな開発拠点を設けたと発表した。試験車両を公道で走らせて道路環境のデータを収集し、自動運転向けAIの強化を行う。
農相、コメ価格高止まりを陳謝
「責任重く感じる」
江藤拓農相は22日の閣議後記者会見で備蓄米放出後もコメの店頭価格が高止まりしていることについて「責任を重く感じている。申し訳ないと思っている」と陳謝した。
生成AIが設備の故障原因を診断
ダイキンと日立が試験運用
ダイキン工業と日立製作所は22日、ダイキンの堺製作所臨海工場(堺市)で、生成人工知能(AI)を活用した設備の故障診断支援システムの実用化に向け、共同で試験運用を開始したと発表した。
パナマ運河の不正疑惑、検察捜査
中国関与の排除に影響
【サンパウロ共同】パナマ運河の港を運営する香港系企業の子会社とパナマ政府が交わした契約に、不正疑惑が浮上している。契約金の未払いがあるとパナマ監査当局が指摘し、検察は捜査に着手。
東証続落、終値3万4220円
59円安、円高進行が重し
22日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。米国の金融政策の先行き不透明感や外国為替市場での円高ドル安進行が相場の重しとなった。 終値は前日比59円32銭安の3万4220円60銭。
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