科学技術・医療
柏崎原発、非常発電機が自動停止
東京電力が原因調査「影響なし」
東京電力は16日、新潟県の柏崎刈羽原発6号機の非常用ディーゼル発電機1台が試験中に自動停止したと発表した。外部への放射能の影響はなく、他の発電機で機能をまかなえるとしている。
デジタルで認知障害リスク半減
老年期、41万人分析
パソコンやスマートフォンなどのデジタル技術を日常的に使う人は、老年期の認知機能障害リスクが半分以下だったとの研究を、米テキサス大などのチームが16日までに科学誌ネイチャー・ヒューマン・ビヘイビアに発表した。
小惑星の衝突地点は栄養豊富
熱水循環が生態系回復を促進
約6600万年前に恐竜や多くの海洋生物を絶滅させた小惑星の衝突地点では、ぶつかった際のエネルギーで熱せられた海水が周囲を循環し、岩石から豊富な栄養素が溶け出していたとの解析結果を九州大などのチームが16日までに発表…
「パンデミック条約」制定へ
医薬品の技術移転促進、WHO
【ジュネーブ共同】感染症の世界的大流行(パンデミック)への備えや対応を定めた新たな国際ルール「パンデミック条約」の制定が16日、確実となった。
EUが「レカネマブ」承認
アルツハイマー、対象患者を限定
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は15日、日本の製薬大手エーザイなどの早期アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」を条件付きで承認したと発表した。
ブタ肝臓で肝不全患者の血液ろ過
今春に臨床試験へ、米FDA承認
【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は、遺伝子操作したブタの肝臓を使い、肝不全患者の血液をろ過する臨床試験の実施を承認した。試験を実施する米企業eGenesis(イージェネシス)などが15日発表した。
乗り物酔い「音」で予防、名大
耳の平衡感覚向上
1分間特殊な音を聞くだけで乗り物酔いを予防できる可能性があると、名古屋大などの研究チームが15日までに国際医学専門誌に発表した。音による刺激が耳の平衡感覚を向上させるとみられる。
日本学術会議、法案修正求め決議
独立性確保へ、国会審議に影響も
日本学術会議は15日、総会を開き、3月に国会に提出された学術会議の特殊法人化法案について、会員選考の独立性などを確保するための修正を求める決議を賛成多数で承認した。会員有志50人超が議案を提出していた。
がんの位置、見ながら手術
光免疫療法で、関西医大
関西医大などは15日、光を当ててがん細胞を壊す「がん光免疫療法」で、専用カメラを使い、手術中にがんの位置や効果をリアルタイムで確認しながら進める臨床研究を始めると発表した。
中国、希釈後処理水も採取
第1原発で、IAEA主導
国際原子力機関(IAEA)は15日、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を検証する追加モニタリング(監視)として、海水で希釈した後の処理水を原発構内で初めて採取した。
デブリの試験的採取、2回目着手
福島第1原発2号機
東京電力は15日、福島第1原発2号機で昨年11月に続き2回目となる溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出しに着手した。前回と同じ、釣りざお式装置を格納容器内部に押し込む作業を数日かけて進める。
米歌手らが10分間宇宙飛行
女性のみ、1963年のソ連以来
【ワシントン共同】米宇宙企業ブルーオリジンは14日、歌手ケイティ・ペリーさんら女性6人を乗せた宇宙船「ニューシェパード」を南部テキサス州の施設から打ち上げた。宇宙船は約10分間飛行し、無事着陸した。
ブタ腎臓と130日生きる
米国の50代女性「最長」
【ワシントン共同】米ニューヨーク大の医療センターは11日、遺伝子操作したブタの腎臓を移植した50代女性で拒絶反応が見られるようになり、移植から130日がたった4月上旬、手術で腎臓を取り出したと明らかにした。
京大、iPSで糖尿病の治験実施
膵島細胞移植、経過は良好
京都大病院は14日、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが分泌されなくなる1型糖尿病の患者1人に対し、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した「膵島細胞」というインスリンを出す細胞を移植する臨床試験(治験)を実…
デブリ2回目採取、15日開始
東電、福島第1原発2号機
東京電力は14日、福島第1原発2号機で、昨年11月に続き2回目となる溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を、15日に開始すると発表した。
小林製薬、和歌山工場を閉鎖
子会社が紅こうじ原料製造
小林製薬は14日、紅こうじの原料を製造していた子会社、梅丹本舗の和歌山県紀の川市の本社工場を閉鎖すると発表した。サプリメントによる健康被害の発覚で、昨年8月、紅こうじ事業からの撤退を決めていた。
スカイマーク、スニーカー解禁
CAらの負担考慮
中堅航空会社スカイマークは14日、客室乗務員(CA)と、空港での旅客対応を担うグランドスタッフのスニーカー着用を始めた。
「パンデミック条約」交渉進展
WHO、15日に再び会合
【ジュネーブ共同】感染症の世界的大流行(パンデミック)の予防や対応を定めた新たな国際ルール「パンデミック条約」を巡り、世界保健機関(WHO)加盟国の交渉で「大きな進展」があった。交渉関係者が12日、明らかにした。
NASAの科学予算半減を提示
トランプ政権、米紙報道
【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は11日、トランプ政権が2026会計年度で、航空宇宙局(NASA)の科学予算の大幅削減を検討していると報じた。
米FDA、新薬開発で脱動物実験
福祉配慮、代替にAIや培養細胞
米食品医薬品局(FDA)は10日、新薬の臨床試験前に安全性確認のための動物実験を求めるのをやめ、人工知能(AI)や人の培養細胞を利用した代替技術に置き換えていく方針を発表した。一部の抗体薬で先行して始める計画。
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