政治

自民和歌山県連に副知事擁立案

知事選保守分裂回避へ党内調整
前知事の死去に伴う和歌山県知事選を巡り、自民党県連内で宮崎泉副知事(66)を擁立する案が浮上した。複数の関係者が21日、明らかにした。宮崎氏は前向きな意向を県連側に伝達。

世耕氏、現金還流の再開決定否定

「会計責任者と認識ずれ」
自民党派閥裏金事件を巡り、旧安倍派参院側トップだった世耕弘成前参院幹事長(離党)は21日、参院予算委員会に参考人として出席し、2022年8月の同派幹部会合で政治資金パーティー券販売ノルマ超過分の資金還流を再開する結…

日本とオランダ、安保協力推進

首相会談、行動計画を公表
石破茂首相は21日、オランダのスホーフ首相と官邸で会談した。両国の関係強化に向けたアクション・プランを公表し、安全保障や経済、文化など幅広い分野で協力を推進する方針を確認した。

MAGA帽、政治的な意図を否定

赤沢経済再生相、対米交渉で着用
赤沢亮正経済再生担当相は21日の参院予算委員会で、日米関税交渉を巡りトランプ大統領とホワイトハウスで会談した際、「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(MAGA、米国を再び偉大に)」と記された赤い帽子をかぶったこと…

参院選後の政権「多様な可能性」

国民玉木代表
国民民主党の玉木雄一郎代表は21日、東京都内で開かれた共同通信きさらぎ会で講演し、夏の参院選後に自民、公明両党の政権に加わる可能性や野党中心の政権を目指すかどうかを巡り、実現を目指す政策によって判断するとして「参院…

性犯罪歴確認、業務の範囲論点に

子どもの安全確保措置も
こども家庭庁は21日、子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴を雇用主側が確認する「日本版DBS」に関し、運用指針の策定に向け有識者検討会の初会合を開いた。対象業務の範囲や、子どもの安全を確保する措置などの論点を示した。

富山市議選、自民会派が現有割れ

不適切な党員登録問題も影響か
任期満了に伴う富山市議選(定数38)は全議席が21日、確定した。現有23議席の自民党は4減の19議席にとどまった。政治とカネの問題に加え、田畑裕明衆院議員(富山1区)を巡る不適切な党員登録問題が響いたとみられる。

関税と貿易協定「整合性に懸念」

首相、参院予算委の集中審議
石破茂首相は21日の参院予算委員会で、米政権の関税引き上げで影響を受ける中小企業などへの支援に全力を挙げる方針を表明した。資金繰りや雇用維持に向けた支援を列挙し「タイミングを失することがないように対応する」と述べた。

参院徳島高知、現職出馬へ

無所属「政党推薦得ず」
無所属の広田一参院議員は21日、今夏の参院選で合区の徳島・高知選挙区(改選数1)から無所属で出馬すると明らかにした。 広田氏は高知市で記者会見し、政党からの推薦は「現時点で得る考えはない」とした。

連合、立民に別姓の早期実現要請

「進まないのは政治の怠慢だ」
連合の芳野友子会長は21日、立憲民主党の野田佳彦代表と党本部で面会した。選択的夫婦別姓制度の早期実現を求める要請書を手渡し「女性が不利益を被っている。この課題が進んでいないのは政治の怠慢だ」と訴えた。

首相、靖国神社に「真榊」奉納

例大祭、参拝は見送る方針
石破茂首相は21日、東京・九段北の靖国神社で始まった春季例大祭に合わせ「内閣総理大臣 石破茂」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。関係者によると23日までの期間中、参拝は見送る方針だ。

対決型、野党系勝利相次ぐ

ミニ統一選、3回目投開票
4月に首長選が相次ぐ「ミニ統一地方選」は20日、3回目の投開票日を迎え、14県で16市長選が投開票された。与野党対決となった福島県郡山市長選、茨城県筑西市長選は野党系候補が相次いで勝利した。

郡山市長に野党支援椎根氏

福島、自民系候補ら破る
任期満了に伴う福島県郡山市長選が20日投開票され、立憲民主、国民民主、社民各党の県連や連合福島が支援した元県議椎根健雄氏(48)が、無所属新人4人による争いを制して初当選した。

糸魚川市長選で自民系敗北

新潟、党勢立て直し急務
任期満了に伴う新潟県糸魚川市長選は20日投開票の結果、元県立高校長久保田郁夫氏(67)が、元市議会副議長横山人美氏(59)=自民推薦=と元市議伊藤麗氏(34)の2人を破り、初当選を果たした。いずれも無所属新人。

筑西市長に立民元県連幹部

21票差で自民系敗北、茨城
任期満了に伴う茨城県筑西市長選は20日投開票の結果、立憲民主党県連幹事長を務めた元県議設楽詠美子氏(49)が、元市議会議長稲川新二氏(58)と元市議小島信一氏(68)を破り、初当選を果たした。いずれも無所属新人。

保守強い秩父市長選で自公系敗北

参院選へ党勢回復急ぐ
任期満了に伴う埼玉県秩父市長選は20日投開票の結果、無所属新人の元市議清野和彦氏(41)=無新=が、再選を目指した無所属現職北堀篤氏(74)=自民、公明推薦=を破り、初当選を果たした。

立民・野田氏、補正予算を主張

「国難」予防に資金必要
立憲民主党の野田佳彦代表は20日、物価高や米関税措置への対策として2025年度補正予算案を編成すべきだと改めて主張した。

秋田県鹿角市長選が告示

失職の前職ら5人の争い
秋田県鹿角市長がパワハラを理由に市議会から2度の不信任決議を受け、失職したことに伴う市長選が20日、告示された。

沖縄うるま市長選、3氏が立候補

市政継続、基地問題争点
任期満了に伴う沖縄県うるま市長選が20日告示され、いずれも無所属で、新人の元県議照屋守之氏(69)、再選を目指す現職中村正人氏(60)=自民、公明推薦、新人の元県議照屋大河氏(53)=立民、共産、社民、沖縄社大推薦…

口蹄疫発生15年、宮崎で献花式

「この日忘れず、防疫に努める」
2010年に宮崎県で感染が拡大した口蹄疫が都農町で初確認されてから20日で15年となり、殺処分された家畜のための献花式が町内の神社で営まれた。
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