Fit｜連載 記事一覧

vol.61「民宿ひなた屋」　山本甲士　潮出版社／825円 Fit ECRU 475号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/3/16） 舞台は…「佐賀県なべしま市」？　夢破れた男の民宿再生ストーリー　北海道で生まれ育った私は、夫の転勤で佐賀に引っ越してきた。
vol.60「存在のすべてを」　塩田武士　朝日新聞出版／2090円 Fit ECRU 474号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/3/4） 未解決の「二児同時誘拐事件」　話題の本屋大賞ノミネート作　ノミネート作品の選出から大賞作品まで、全て書店員の投票で決定する本屋大賞。
vol.59「ダイヤモンドの功罪」　平井大橋　集英社／1巻748円 Fit ECRU 473号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/2/17） 天才がゆえに苦しむ少年　葛藤と成長の野球マンガ　久しぶりに、心の底から震えがくるような漫画を読んだ。次の展開が気になって、ページをめくり続けてしまう。
vol.58「照子と瑠衣」　井上荒野　祥伝社／1760円 Fit ECRU 472号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/2/4） 第６回ほんま大賞を受賞！　７０歳女性ふたりの最高の逃避行　私は今年で４５歳になる。たった数年前までは徹夜ができた。
vol.57「すくえた命　太宰府主婦暴行死事件」　塩塚陽介　幻冬舎／1870円 Fit ECRU 471号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/1/21） なぜ、“普通の主婦”が暴行死？　 あのとき佐賀県警が動いていれば―　お客様からの問い合わせほど、書店にとって素晴らしい情報はない。
vol.56「君が手にするはずだった黄金について」　小川哲　新潮社／1760円 Fit ECRU 470号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/12/16） 承認欲求って何なのだろう－ 作家自身が主人公の連作短編集　１２月３日、いよいよ佐賀之書店がオープンを迎えた。この原稿を書いている今日は１１月末、開店前準備のため慌ただしい毎日を送っている。
vol.55「漫画　君たちはどう生きるか」吉野源三郎原作、羽賀翔一画　マガジンハウス／1430円、「ケシゴムライフ」羽賀翔一　マガジンハウス／770円 Fit ECRU 469号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/12/3） 児童書、マンガ、小説…　全国の書店員がＰＯＰでバトル!! 　『君たちはどう生きるか』という吉野源三郎氏の大ベストセラーがある。
vol.54「教養としての歴史小説」　今村翔吾　ダイヤモンド社／1760円 Fit ECRU 468号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/11/17） もうすぐ佐賀駅に「佐賀之書店」を開店！　歴史を愛する作家による歴史小説入門　11月１日に公式発表となったので、既にご存じの人もいらっしゃるかもしれないが、12月３日、佐賀駅に新しい書店がオープンす…
vol.53「一億円の犬」　佐藤青南　実業之日本社／1870円 Fit ECRU 467号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/11/7）  SNSで人気の愛犬家セレブ妻　欲望にまみれた「うそ」の行方　以前、“偽装キラキラ女子”とされる女性のドキュメンタリー番組を観たことがある。
vol.52「これで死ぬ　アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集」　羽根田治　山と溪谷社／1430円 Fit ECRU 466号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/10/21）  生きて帰るために知っておこう！　アウトドアに潜む「危険」の話　この原稿が掲載される１０月２０日金曜日、佐賀県富士町にある北山キャンプ場がグランドオープンを迎える。
vol.51「ヨルノヒカリ」　畑野智美　中央公論新社／1980円 Fit ECRU 465号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/10/10）  共に暮らし始めた男女ふたり　ゆっくりと進む「関係」の物語　恋愛をしたことがないという３５歳の女性・糸谷木綿子さんと、母子家庭に育ち「家庭」に対して複雑な感情を抱く２８歳の男性・夜野光くん。
vol.50「発達障害なわたしたち」　町田粥　祥伝社／１巻1034円 Fit ECRU 464号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/9/16）  “大人の発達障害”入門にぴったり　当事者の声を伝えるコミックエッセー　発達障害。もはやこの言葉を聞いたことがない人はほぼいないだろう。
vol.49「転職の魔王様」　額賀澪　PHP研究所／924円 Fit ECRU 463号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/9/4）  この仕事と人生でいいんですか？ドラマ化で注目のお仕事小説　書店員という職業柄、原作付きのドラマやアニメには極力目を通すようにしている。
vol.48「すごい危険な生きもの図鑑　生きるのに、みんな必死です。」　小宮輝之監修　ウラケン・ボルボックス絵　中央公論新社／1320円 Fit ECRU 462号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/8/21）  ウラケンさんがイラストを担当 “危険な生き物”の技を楽しく解説　息子は幼い頃から、本を読むのが苦手だった。　いわゆる読字障害の一種だったのだと思う。
vol.47「ノウイットオール　あなただけが知っている」　森バジル　文藝春秋／1760円 Fit ECRU 461号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/8/4）  異なる５つの物語が交錯する 仕掛けだらけの挑戦的作品　とんでもない作品が、また一つ誕生した。
vol.46「ルポ 特殊詐欺」　田崎基　筑摩書房／946円 Fit ECRU 460号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/7/21）  「特殊詐欺」の入口は手の中に　凶悪犯罪の実態に迫るルポ　佐賀市の緊急防災情報がメールで配信されてくるサービス「さがんメール」に登録している。
vol.45「くもをさがす」　西加奈子　河出書房新社／1540円 Fit ECRU 459号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/7/7）  カナダで、がんになった　人気作家の初ノンフィクション　“４４歳、がんを宣告された。”　そこから始まる西加奈子さんによる初のノンフィクション小説がとても良かった。
vol.44「これ描いて死ね」　とよ田みのる　小学館／第１巻820円、既刊３巻 Fit ECRU 458号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/6/19）  同人誌即売会での思わぬ出会い　漫画を愛する少女の漫画家漫画…　「自分は漫画ばっかりで…」。そんな風に自身の読書傾向を謙遜する人によく出会うが、何を謙遜することが！といつも勝手に憤慨する。
vol.43「人獣細工」　小林泰三　KADOKAWA／770円 Fit ECRU 457号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/6/2）  人間の狂気を突きつけるホラー　ブタの臓器を移植され続けて…　書店員としてというよりは読者として、毎月の発売日を楽しみにしている文庫レーベルがある。今年３０周年を迎える角川ホラー文庫だ。
vol.42「これってホントにエコなの？」　ジョージーナ・ウィルソン＝パウエル 　東京書籍／1650円 Fit ECRU 456号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/5/20）  事実に基づいた「エコ」を解説　学んで、話して、行動しよう 　一つ一つが丁寧に個包装され、それが紙やプラスチック製のトレイに整然と並び、さらに袋状にパッケージングされているお菓子。
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