Fit｜オンナゴコロ 記事一覧

オンナゴコロ見聞録　親愛なる読者のみなさま Fit ECRU 398号 （2020/11/20） 2014年８月からスタートした巻頭の連載「オンナゴコロ見聞録」が最終回を迎えました。著者の有馬ゆえさんからFitECRU読者への手紙をお届けします。
オンナゴコロ見聞録　第70回＜最終回＞　明日からの新しい人生 Fit ECRU 398号 （2020/11/20） 夏のある夕方、一緒に歩いていた子どもが急に私の手を引いて、「これすき！」と立ち止まった。どうやら、プールサイドの横道に漏れ聞こえた有線の曲が耳に留まったらしい。
オンナゴコロ見聞録　第69回　こんまりもビーガンもただの趣味 Fit ECRU 396号 （2020/10/16） 年を取って自由になったはずが、まだまだ何かに縛られていると気づくことがある。娘がまだ赤ちゃんだった頃、ベビーカーを押しながら入ったカフェで、ある大学生らしき女の子と隣り合った。
オンナゴコロ見聞録　第68回　夏の女の嚶鳴録 ＜後編＞ Fit ECRU 394号 （2020/9/18） 気持ちが塞ぎそうになったとき、その扉を開けてくれるのは、いつだってよき仲間たちだ。気持ちを言葉にすることで、私たちの気持ちは少しずつほどけていく。うまく言えなくてもいい。間違ったっていい。
オンナゴコロ見聞録　第67回　夏の女の嚶鳴録 ＜前編＞ Fit ECRU 392号 （2020/8/21） 新型コロナウイルス感染症に翻弄され、いまだかつて経験したことのない夏がやってきた。日差しの暑さもマスクの窮屈さも吹き飛ばすのは、やっぱり人生の隣人とのおしゃべりだ。
オンナゴコロ見聞録　第66回　熟年離婚はどちらから？ Fit ECRU 390号 （2020/7/17） 熟年離婚というと、夫の定年を目前にして突然別れを突きつける妻の姿が目に浮かぶ。不倫などが原因になることもあるが、多くの場合、妻を突き動かすのは「このまま自分の人生を終わらせたくない」という衝動だ。
オンナゴコロ見聞録　第65回　男子、厨房に入れず Fit ECRU 388号 （2020/6/19） 去年の夏、都心に一人暮らしをする友人が、埼玉県の実家に通っていた。母親が手を骨折したため、週に何回か家事をしにいくのだという。
オンナゴコロ見聞録　第64回　女の人生スタンプラリー Fit ECRU 386号 （2020/5/15） 未婚の友人２人に妊娠と結婚を報告した、あの夜のことを忘れることができない。私がそれを口にした瞬間、飲み屋の個室の空気がもやりと濁ったこと。
オンナゴコロ見聞録　第63回　男友だちの価値 Fit ECRU 384号 （2020/4/17） 「あの頃の僕たちが、よくここまできましたね」　先日、銀座のオーバカナルでお茶をしていたら、男友だちが突然こんなことを言い出した。
オンナゴコロ見聞録　第62回　愛おしき娘の隣人 Fit ECRU 382号 （2020/3/20） 大人になると、過去の自分に厳しい視線を投げかけがちなのかもしれない。娘と過ごすようになってから、そんなことを考えるようになった。
オンナゴコロ見聞録　第61回　美魔女という名の戦士たち Fit ECRU 380号 （2020/2/21） 美魔女という言葉を聞くようになったのは、2010年ごろだっただろうか。40代、50代なのに若々しい美貌とプロポーション。
オンナゴコロ見聞録　第60回　生理をプロデュース Fit ECRU 377号 （2019/12/20） 「次の生理、いつかな～？」　心待ちにした予定かのように生理を思い浮かべて、そんな自分に驚いた。　きっかけは、ドラッグストアの生理用品売り場でたまたま手にした新製品だった。
オンナゴコロ見聞録　第59回　母が少女になった日に Fit ECRU 375号 （2019/11/15） 生後一週間の子どもを連れて総合病院を退院したとき、目に飛び込んで来たのは、タクシーで通院してきた老人たちだった。車椅子を押す我が子と談笑しながら自動ドアをくぐる彼らを見送りながら悟った。
オンナゴコロ見聞録　第58回　ＩＫＫＯを召喚せよ Fit ECRU 373号 （2019/10/18） ここ３年ほど、ＩＫＫＯさんにとてもお世話になっている。もちろん、「どんだけ～！」で一世を風靡（ふうび）した美容家のＩＫＫＯさんだ。と言っても現実に、ではなく脳内で。
オンナゴコロ見聞録　第57回　初めての大腸内視鏡検査 Fit ECRU 371号 （2019/9/20） 「これが前日の夜21時に飲む薬。こっちが浣腸剤（下剤）です」　看護師さんが淡々と説明する。私は、大腸内視鏡検査の予約を入れるため、胃腸肛門クリニックを受診していた。
オンナゴコロ見聞録　第56回　向こう岸のワーママ体験 Fit ECRU 369号 （2019/8/16） 「私、初めてワーママの大変さがわかった。実はずっと分かり合えないって思ってたし、本当に分かり合うことなんてないのかもしれないけど、少なくとも今はワーママを尊敬してる。
オンナゴコロ見聞録　第55回　女たちのブライドとプライド ＜後編＞ Fit ECRU 367号 （2019/7/19） 夏は恋の季節というが、恋という言葉の軽やかさに比べ、結婚という言葉の重くるしさと言ったらどうだ。呪いにも似た重い言葉は、女の肩にのしかかり、やがて憂鬱な夏を呼んでくる。
オンナゴコロ見聞録　第54回　女たちのブライドとプライド ＜前編＞ Fit ECRU 365号 （2019/6/21） ジメジメ梅雨がうっとうしいといえど、ジューンといえばいまだブライドである。結婚。この二文字に女は惑わされる。そして、惑う女の数だけ迷言は生み出されるのだ。
オンナゴコロ見聞録　第53回　彼女は戦友 Fit ECRU 363号 （2019/5/17） 深夜のバルは、気づけば女性グループで埋め尽くされていた。女三人寄ればかしましいというが、私たちがかしましいのには訳がある。
オンナゴコロ見聞録　第52回　我らが群青の秋 Fit ECRU 361号 （2019/4/19） 我が子の未来も、我が子が独り立ちしてから夫と２人で過ごす未来も楽しみだが、私が今一番楽しみに描いているのは、女友だちとの未来だ。
最初
1/8
次へ