Fit｜ほんまはるかの本の引き出し 記事一覧

「直木賞が欲しい」と渇望する大人気作家　「PRIZE―プライズ―」　村山由佳　文藝春秋／2200円 487号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.73 （3/4 16:00） 「直木賞が欲しい」と渇望する大人気作家 果てない承認欲求と情熱の物語　先月発表された第172回直木賞受賞作は、伊与原新さんの『藍を継ぐ海』だった。
「第７回ほんま大賞」受賞！　江戸時代の武士が「生理用品」開発に挑む、エンタメ時代小説　「月花美人」　滝沢志郎　KADOKAWA／2145円 486号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.72 （1/28 19:00）  「第７回ほんま大賞」受賞！江戸時代の武士が「生理用品」開発に挑む、エンタメ時代小説　第7回ほんま大賞を、1月18日に発表した。
恋人が盗撮で捕まった―あなたなら、どうする？　「恋とか愛とかやさしさなら」　一穂ミチ　小学館／1760円 485号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.71 （1/14 19:00） 恋人が盗撮で捕まった ― あなたなら、どうする？ 答えのない問いにもがく恋愛小説　随分と挑戦的な本を書かれたなと、あらすじを読んでまず衝撃を受けた。
「佐賀之書店」開店１周年とこれから　復活した“駅ナカ”の原風景 484号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.70 （2024/12/4） 2024年12月3日をもって、佐賀之書店は開店１周年を迎えた。　体感5分は大げさすぎるが、実際2か月くらいの、あっという間の一年間だった。
何かを呼び寄せる特殊体質　旅する“呼人”たちの物語　「呼人は旅をする」　長谷川まりる　偕成社／1650円 483号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.69 （2024/11/5） 何かを呼び寄せる特殊体質　旅する“呼人”たちの物語　子育てがはじまってからこの方、「お母さんに私の気持ちはわからない」と、何度言われたことだろう。
記憶の断片を呼び起こす　“あの頃の佐賀”をのびやかに　「棕櫚の木の下で」　メグマイルランド　マガジンハウス／1320円 482号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.68 （2024/10/2） 記憶の断片を呼び起こす　“あの頃の佐賀”をのびやかに　小さい頃の記憶があまりない。　母は、よく家族旅行を取り仕切っていた人だった。
心の隙間を埋めてくれる連作短編集　「かごいっぱいに詰め込んで」　真下みこと　講談社／1815円 481号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.67 （2024/9/3） おしゃべり好きの主婦がレジ係に 心の隙間を埋めてくれる連作短編集　書店のレジで「マニュアル」として習ったのは、お客様の顔を覚えないこと、だった。
驚きと秘密だらけの時代小説　「実は、拙者は。」　白蔵盈太　双葉社／759円 480号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.66 （2024/8/7） 江戸の町は裏の顔であふれている　驚きと秘密だらけの時代小説　世間は夏休み真っただ中。皆さん、夏を満喫しているだろうか。　小売業たるもの、世間のお休みは書き入れ時。
「君と宇宙を歩くために」　泥ノ田犬彦　講談社／１巻946円 479号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.65 （2024/7/2） 「マンガ大賞2024」を受賞　“生きづらさ”抱える高校生の友情物語　ありがたいことに、本選びのアドバイスを求められることが多い。
「死んだ山田と教室」金子玲介　講談社／1980円 478号 ほんまはるかの本の引き出し　vol.64 （2024/6/5） 死んだ山田との不思議な日々 まぶしくて切ない青春小説　「遠きにありて思ふもの」……と、「ふるさと」をうたったのは室生犀星（むろうさいせい）だったか。
vol.63　「小学生おまもり手帖　友達関係、性教育、スマホルール……子どもを守るために知りたいこと、ぜんぶ」オレンジページ／1980円 Fit ECRU　ほんまはるかの本の引き出し （2024/4/29） 小学生の子育ての悩みを解決　おまもりのような“ネクスト母子手帳”　子育てというのはいくつになっても終わりがなく、かつ正解が存在しないものだと、つくづく思う。
vol.62　『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』…　追悼　漫画家・鳥山明さん Fit ECRU　ほんまはるかの本の引き出し （2024/4/2） 「Dr.スランプ」　鳥山明　集英社／1巻484円（©バード・スタジオ／集英社）　鳥山明さんが、68歳という若さで亡くなられた。
vol.61「民宿ひなた屋」　山本甲士　潮出版社／825円 Fit ECRU 475号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/3/16） 舞台は…「佐賀県なべしま市」？　夢破れた男の民宿再生ストーリー　北海道で生まれ育った私は、夫の転勤で佐賀に引っ越してきた。
vol.60「存在のすべてを」　塩田武士　朝日新聞出版／2090円 Fit ECRU 474号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/3/4） 未解決の「二児同時誘拐事件」　話題の本屋大賞ノミネート作　ノミネート作品の選出から大賞作品まで、全て書店員の投票で決定する本屋大賞。
vol.59「ダイヤモンドの功罪」　平井大橋　集英社／1巻748円 Fit ECRU 473号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/2/17） 天才がゆえに苦しむ少年　葛藤と成長の野球マンガ　久しぶりに、心の底から震えがくるような漫画を読んだ。次の展開が気になって、ページをめくり続けてしまう。
vol.58「照子と瑠衣」　井上荒野　祥伝社／1760円 Fit ECRU 472号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/2/4） 第６回ほんま大賞を受賞！　７０歳女性ふたりの最高の逃避行　私は今年で４５歳になる。たった数年前までは徹夜ができた。
vol.57「すくえた命　太宰府主婦暴行死事件」　塩塚陽介　幻冬舎／1870円 Fit ECRU 471号　ほんまはるかの本の引き出し （2024/1/21） なぜ、“普通の主婦”が暴行死？　 あのとき佐賀県警が動いていれば―　お客様からの問い合わせほど、書店にとって素晴らしい情報はない。
vol.56「君が手にするはずだった黄金について」　小川哲　新潮社／1760円 Fit ECRU 470号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/12/16） 承認欲求って何なのだろう－ 作家自身が主人公の連作短編集　１２月３日、いよいよ佐賀之書店がオープンを迎えた。この原稿を書いている今日は１１月末、開店前準備のため慌ただしい毎日を送っている。
vol.55「漫画　君たちはどう生きるか」吉野源三郎原作、羽賀翔一画　マガジンハウス／1430円、「ケシゴムライフ」羽賀翔一　マガジンハウス／770円 Fit ECRU 469号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/12/3） 児童書、マンガ、小説…　全国の書店員がＰＯＰでバトル!! 　『君たちはどう生きるか』という吉野源三郎氏の大ベストセラーがある。
vol.54「教養としての歴史小説」　今村翔吾　ダイヤモンド社／1760円 Fit ECRU 468号　ほんまはるかの本の引き出し （2023/11/17） もうすぐ佐賀駅に「佐賀之書店」を開店！　歴史を愛する作家による歴史小説入門　11月１日に公式発表となったので、既にご存じの人もいらっしゃるかもしれないが、12月３日、佐賀駅に新しい書店がオープンす…
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