ロシアの侵攻を受けるウクライナを巡り不適切な発言をしたとして立憲民主党内で口答注意を受けた同党の原口一博衆院議員(佐賀1区)は18日、「ロシアの新聞に書いてあることを議論しただけ。『ウクライナ政権がネオナチであると言ったことは一度もない』」と釈明した。同党佐賀県連の常任幹事会後、記者の質問に答えた。
原口氏は、ユーチューブの番組内の対談で発言の一部が切り取られたと説明した。「日本の政権はネオナチのウクライナ政権の保証人になっている」と報じたロシアの新聞に関し、「今の日本の財政状況ではウクライナの支援に回すのが厳しくなっている、と議論した」と述べた。
常任幹事会では、2025年の次期参院選の候補者選考について報告があった。県連代表の原口氏は「選考委員会がこれまで出た方に確認し、次の意思はないということだった。引き続き選考に全力を上げたい」とした。(大田浩司)