立憲民主党の岡田克也幹事長は22日の記者会見で、同党の原口一博衆院議員(佐賀1区)が参政党の神谷宗幣参院議員と共に街頭演説し、新型コロナウイルスワクチンの有効性に疑義を呈する発言をしたとして、口頭注意したと明らかにした。「党の考え方と一致するものではない」と述べた。
街頭演説は20日に佐賀県内で開催された。岡田氏は「参政党に協力しているとの誤解を招きかねない行為だ」と語った。
原口氏は取材に対し「参政党が佐賀市で街頭演説するということで受けて立った」と述べ、同党への協力との誤解を招きかねないとの指摘は「当たらない」と強調。その上で口頭注意に関しては「本人の事情も聞かずに、とのことで不当だ。強く抗議したい」と話した。