2期ぶり5度目の佐賀県アマ囲碁最強者になった橋口正さん(左)=佐賀市の「神野のお茶屋」

2期ぶり5度目の佐賀県アマ囲碁最強者になった橋口正さん=佐賀市の「神野のお茶屋」

 第45期佐賀県アマチュア囲碁最強者戦(佐賀新聞社主催)優勝大会決勝三番勝負の第2局は5日、佐賀市の神野公園内「神野のお茶屋」で打たれ、第43期最強者の橋口正さん(66)=武雄市=が、竹本健治さん(68)=佐賀市=を233手までの中押しで破り、2連勝で2期ぶり5度目のタイトルを手にした。

 橋口さんが第1局を制して迎えた第2局は、竹本さんが優勢な出だしだったが、最後にミスがみられ、橋口さんが逆転で勝利した。

 橋口さんは「手厚く、じわじわと追い込まれたが、相手のミスに救われた」と振り返った上で、「多くの課題も見つかり、さらに勉強していきたい」と力を込めた。

 竹本さんは「対局を楽しめたが、最後の見落としには悔しさも残る。自分の実力は分かっているので、今後も実力に合った楽しみ方をしていきたい」と述べた。(坂本有佐)

 

 ※持ち時間各1時間15分(秒読みなし) 137(126)、212(159)、231(145)