満身創痍(そうい)の23歳が、3年連続のプレーオフ(PO)進出がかかる大一番で勝利をたぐり寄せた。両ふくらはぎにテーピングを施しながらも、コート上で縦横無尽に動き続けた角田太輝は「POを過剰に意識せず、いつも通りを心がけた」と淡々と振り返った。