佐賀新聞社が実施した第182回佐賀県内企業経営動向調査(2022年10~12月期)は、売上高、経常利益ともに前年同期比で「減少」と答えた企業が2期連続で減り、消費、経済活動の持ち直しがうかがえた。ただ、仕入れ価格は前年同期比で「上がった」とする企業は9期連続で増加し、9割を超えた。上昇分を十分に価格転嫁できず、収益確保が難しい企業もみられる。(古賀真理子、志波知佳、小島発樹)