3年ぶりに3日間開催となった第63回郡市対抗県内一周駅伝大会(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、佐賀トヨタ自動車特別協賛)は17日、全33区間272・9キロに13チームが出場し熱戦の火ぶたが切られた。第1日は、11連覇を狙う小城市が5時間4分56秒で首位発進した。4分9秒遅れの2位に佐賀市がつけ、さらに12分1秒差で3位伊万里市、4位神埼・吉野ヶ里、5位唐津・玄海が続いた。
初日は、三養基郡基山町から嬉野市までの11区間101・8キロで争った。小城市は1区松本凜太郎(ひらまつ病院)ら7人が区間賞を記録して大崩れすることなく首位を守り抜いた。6区の上田結也(同)は35分12秒の区間新記録だった。佐賀市は安定した走りで2位を堅く守り、し烈な3位争いは伊万里市が制した。
第2日は18日午前9時に嬉野市役所嬉野庁舎を出発。武雄市や西松浦郡有田町、伊万里市、唐津市を経由して東松浦郡玄海町の玄海町社会体育館までの12区間92・2キロで競う。(小部亮介)