佐賀県内外の若者によるバンド、弾き語りのコンテスト「唐津ジュニア音楽祭LIVEパフォーム」が12日、唐津市のボートレースからつであった。1次審査通過者(14組)のうち、13組が立ち見が出るほどにぎわう会場を盛り上げ、グランプリには市内の中学生バンド「マナミ様」が選ばれた。
マナミ様は4年前、浜崎小4年生(当時)の5人で結成し、昨年のコンテストは準グランプリだった。今回、ベストボーカリスト賞にも輝いた早瀨凪(なぎ)さんは「前回とても悔しくて1年間頑張ってきた。盛り上げられたし、一生の思い出になる」と喜んだ。
市内で5月に開催される音楽フェス「Karatsu Seaside Camp(KSC)」を主宰するヴィレッジインクの橋村和徳社長(唐津市出身)と、KSCへの出演が決まっているシンガーソングライター足立佳奈さんが特別審査員を務めた。
音楽祭は、音楽活動に励む若者たちが発表する機会の充実を図ろうと、2008年から開いている。9~23歳のバンドや個人が対象で、29組の応募があった。(松岡蒼大)
その他の成績は次の通り。(敬称略)
準グランプリ イノウエチサト(福岡市)
▷奨励賞 メロンクリームソーダ(唐津市)
▷オーディエンス賞、足立佳奈賞 JURY&MASK(唐津市)
▷ベストベーシスト賞 中島遼眞(FruitsBar)
▷ベストギタリスト賞 手塚晶大朗(ひとみしりオムライス)
▷ベストキーボディスト賞 神田結愛(七ツがマンゴーズ)
▷ベストドラマー賞 酒見玲央(文明廻花)