防災をテーマにした二つの催しが2、3月に佐賀市のアバンセで開かれる。「コンサート中に災害が発生したら」という想定で対応を実践的に学ぶ避難訓練コンサートと、気象予報士による講演会がある。

 20日午後2時からの避難訓練コンサートは今年で2回目。入場者と演奏者が参加する。アルモニア管弦楽団による管弦楽四重奏で、モーツァルト作曲「アイネクライネナハトムジーク」やベートーベン作曲「メヌエット」などを演奏する。冒頭には佐賀消防署から訓練の心得などの話もある。 気象予報士の龍山康朗氏による講演「過去の災害を学んで防災“学ぼうサイ!”」は3月4日午後2時半から。近年多発する自然災害から身を守るポイントを分かりやすく伝える。避難所などで活躍する段ボールベッドや「みんなで作ろう!安全安心な避難所」パネル展示も同日午後4時半まで行う。

 いずれも入場無料で、先着順で事前申し込みが必要。コンサートは定員150人、講演は80人。申し込みはアバンセ、電話0952(26)0011。メールdaihyo@avance.or.jpでも受け付ける。(坂本有佐)