放送コンクールで、課題文を読み上げる高校生=佐賀市のアバンセ

 第23回アバンセ杯放送コンクールが1月28、29の両日、佐賀市のアバンセで開かれた。実行委員会の主催で、新型コロナウイルスの影響によって3年ぶりの現地開催となり、佐賀県内の小中高生255人が一堂に会して技術を競った。

 朗読部門とアナウンス部門に分かれ、発声や発音の正確さなどを審査した。張り詰めた空気の中、参加者はマイクの前で課題文を読み、練習の成果を発揮した。各部門の優秀者が表彰され、各校上位10人の得点合計で競う学校賞も決まった。

 学校賞に輝いた致遠館中の放送部部長の青野由莉さん(3年)は「会場で読むのは一発勝負なので緊張した。学校賞はお互いを高め合って練習した結果でうれしい」と笑顔を見せた。(花木芙美)

 その他の学校賞の受賞校と最優秀賞の受賞者は次の通り。(敬称略)

 学校賞 久保泉小、佐賀清和高▽アナウンス部門 岸川瑠璃(赤松小4)金子和佳奈(佐賀清和中3)内田茉那(佐賀清和高2)▽朗読部門 相浦英(久保泉小6)江﨑姫華(佐賀清和中2)眞崎希(佐賀清和高1)