佐賀商業高(佐賀市)は1月31日、高崎商科大(群馬県)と簿記会計教育の連携協定を結んだ。同大と日本商業教育振興会が運営する「Haul-Aプロジェクト」に参加する。
プロジェクトでは高校、大学の7年間を通して簿記会計のテキストやオンライン授業を提供しているほか、日商簿記1級取得や公認会計士試験、税理士試験の合格に向けたサポートなども行っている。全国の商業系高校47校が同様の協定を結んでいる。
同校で調印式が開かれ、深町俊善校長は「生徒を引っ張っていけるよう教員も一緒に学び、職業会計人として実社会で活躍できる人材の育成に努めたい」と述べた。同大の渕上勇次郎学長は「生徒たちの夢に応えられるよう尽力していく」と話した。(伊東貴子)