福井県で11日から開かれる「第5回全日本社会人バスケットボール選手権大会」に出場するひらまつ病院(小城市)の女子バスケットボール部の監督、選手らが1月30日、佐賀県庁を訪れ、山口祥義知事に出場の報告と上位進出を誓った。
ひらまつ病院は2019年、九州大会で優勝して全日本社会人選手権に出場。20年の九州大会も頂点に立ったが、新型コロナウイルスの影響で全国大会は中止になった。21、22年の九州大会はいずれも行われず、3年ぶりに開かれた大会で「3連覇」を達成し、全国行きを決めた。
九州バスケットボール協会の推薦を受けて出場した昨年の全国の舞台では3位入賞。さらなる高みを目指すチームに向け、山口知事は「優勝してきて」とエールを送った。
川本武志監督は「堅守速攻をテーマに一丸で力を発揮したい」と抱負を語った。山本佳奈主将は「昨年より順位を一つでも上げられるようにしたい。目標は日本一。1試合1試合全てを出し切る覚悟でやる」と闘志を燃やした。
大会は11~13日、福井県営体育館などで男女32チームずつが出場して実施される。ひらまつ病院は女子の1回戦で富士スバル(群馬)と対戦する。(小部亮介)