肥前町スポ協は、長年選手・監督としてチームを支えてきた井上兼善さんが昨年7月、心不全のため69歳で亡くなった。初めて監督を務めた長男の優慶さん(43)は、「『頑張っているよ』と伝えられたと思う」と振り返った。
兼善さんは第35回(1982年)、41回(88年)、42回(89年)の過去3度の優勝を中心選手としてけん引し、その後は監督も務めた。力走する兼善さんの写真とともに、監察車でメガホンを手にした優慶さんは「若手とベテランがいいバランスになってきた。次はもっといい順位を」と今後を見据えた。(松岡蒼大)