中山間地の集落機能を補完する「農村RMO(農村型地域運営組織)」を推進するフォーラム(九州農政局など主催)が2月3日午後1時半から、オンラインで開かれる。有識者の講演や事例発表を通して、農地保全や農業を核とした経済活動による生活支援、地域コミュニティー維持につなげていく。聴講無料。
大分大経済学部の山浦陽一准教授が「RMOの農村化の期待と課題」と題して講演する。島根県雲南市の政策企画部次長兼地域振興課長の板持周治さんら3人が、小規模ながらもさまざまな機能を持った住民自治の仕組みを生かしたまちづくりについて説明する。パネル討論も予定する。
対象は行政職員やJA、土地改良区、地域づくりの関係者ら。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で実施し、定員は500人。専用ページから申し込む。問い合わせは同フォーラム事務局、電話03(3524)6297。(大田浩司)