反射材付きキーホルダーを手にする園児たち=白石町福富の福富こども園

 祖父母ら家族への交通安全の願いを込めた反射材付きキーホルダーを作るワークショップが24日、白石町の福富こども園(平川千洋園長)であった。年長のいなほ組の園児が動物の顔をシールやペンでデザインし、事故防止のメッセージを入れた。反射材は持ち帰って祖父母らに贈った。

 交通安全を推進する佐賀県の「SAGA BLUE PROJECT」(サガブループロジェクト)の一環。冬季は夜間の歩行者の事故が多い傾向があり、園児の協力を得て、車のライトに反射するキーホルダーを高齢者に活用してもらおうとワークショップを開いている。

 園児たちは反射材にシールを貼ってカエルやクマ、トラなど動物の顔をつくった。裏面には「じこにあわないでね」「よるあるくときはこれをもっていってね」「だいすきだよ」といったメッセージを書き添えた。完成した反射材を見せ合い、「これ、ばあばにあげるの」と笑顔を見せていた。(岳英樹)