任期満了に伴い2月12日告示、19日に投開票される鳥栖市長選の立候補予定者事務説明会が16日、鳥栖市役所であった。現職で5選を目指す橋本康志氏(67)=本町、元県議の向門慶人氏(51)=古賀町、幸津町区長の豊増直文氏(64)=幸津町=と、立候補を検討中の福岡県宗像市在住の男性大学教授の計4陣営が参加した。
市選挙管理委員会の村山雅治委員長は「市長選挙はかじ取り役を決める重要な選挙。選挙の自由と公正を守るため、法のルールに従った選挙運動を」とあいさつ。立候補や選挙運動に伴う諸準備や手続きについて選挙管理委員会の担当者が説明した。男性大学教授は説明会後の取材に「今回は立候補する可能性は低い」と話した。
向門氏は16日、県議を辞職した。県議会(定数38)の欠員は2となる。
鳥栖市の選挙人名簿登録者数(昨年12月18日現在)は5万9599人(男性2万8429人、女性3万1170人)。(樋渡光憲、栗林賢)