佐賀県沖の有明海で養殖された秋芽ノリが不作となった問題で、2日から張り込まれた冷凍網ノリも色落ちが広がっている。12日に漁場に出た漁業者は「色落ちの仕方が今までと違う」と話し、支援を訴えた。県有明海漁協は、色落ち被害が深刻な場所に限り、各支所の判断でノリ網を撤去することを決めた。