佐賀県は10日、新たに688人の新型コロナウイルス感染を確認し、6人が死亡、3件のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。県内の感染確認は延べ23万6466人になった。

 県内の医療機関で入院・療養中の70~80代2人、90歳以上3人、自宅療養中の70~80代1人の計6人が、12月17日から1月8日にかけて亡くなった。県内の死者は累計385人になった。

 クラスター関連では、伊万里市の医療機関で入院患者33人と職員5人の計38人▽佐賀市の高齢者福祉施設で入所者18人と職員5人の計23人▽小城市の高齢者福祉施設で入所者23人と職員7人の計30人―の感染を確認した。

 9日の感染者数を集計し、県陽性者登録センターでは110人を確認した。年代別では20代が116人で最も多く、40代が109人で続いた。病床使用率は56・1%で、重症者は3人、中等症者の使用率は23・7%(139人)。療養ホテルの使用率は24・4%(95人)。(大橋諒)